
TODOROKIと協働するアーティストの鳥越一輝氏が、12月25日(木)まで開催中の「東京クリスマスアドベントin上野公園」にて、会場内の13棟のヒュッテ(木造小屋)の壁面を使ったアート作品を提供した。
同作品は幅6mと3mの巨大壁画で、各ヒュッテの壁面に描かれた作品をすべてつなげると全長約90mにも及ぶ一つの大作として成立する。クリスマスマーケットという日常の延長線上にある空間の中で、来場者が自然にアートと出会う体験を創出している。
アートの価値を社会に届ける「TODOROKI」
TODOROKIは、「アートの価値を翻訳し、人と社会に新しい視点を。」をパーパスに掲げ、アートを社会・経済に接続する仕組みづくりに取り組むクリエイティブカンパニー。
アートと多様な領域を結びつける企画・プロデュースをはじめ、アーティスト支援やアートフェア運営、企業・行政との共創プロジェクトなど、翻訳者としてアートの価値を社会に届ける幅広い事業を展開している。
アートを通じて人や地域、企業の可能性を拡張し、持続的な文化・産業の発展に貢献していくことを目指している。
五感でクリスマスを楽しめるイベントが上野で開催

「東京クリスマスアドベント in 上野公園」は累計1,200万人が訪れた福岡初のクリスマスイベントで、今年東京・上野公園で初開催となる。光・音楽・芸術を融合させた「五感で楽しむクリスマス」として、世代や国境を超えて多くの人々に愛されている。
鳥越一輝氏は荒々しい筆致と独自技法「beyond stroke」で知られ、見る者の感情を揺さぶる圧倒的なエネルギーで空間を包み込む。前衛美術「九州派」の精神を受け継ぐ作品としても今作は注目されている。
13棟それぞれに描かれた作品は独立して鑑賞できると同時に、全体を通して一つの物語や世界観を感じられる構成となっており、昼と夜、混雑時と静かな時間帯など、時間帯によっても異なる表情を見せる。
