「こんな日が来るとは……」「脱帽」 ヒトと“タコ”のコラボ動画、披露した“驚き”のパフォーマンスが3400万回再生【海外】

「こんな日が来るとは……」「脱帽」 ヒトと“タコ”のコラボ動画、披露した“驚き”のパフォーマンスが3400万回再生【海外】

 無脊椎動物の中でも高い知能を持つと言われているタコは、哺乳類に匹敵する能力を示すことがあるほど、非常に賢い生き物です。そんなタコを対象にした前代未聞の実験動画がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で3400万回以上再生されるなど話題となっています。

タコと挑んだ「最悪で、最高にクール」なチャレンジ

 この実験を行ったのは、スウェーデン人YouTuberのマティアス・クランツ(@Mattiaskrantz)さん。 彼が6カ月を費やして“最悪で最高にクールな試み”と題した試みに挑みました。

 クランツさんは、ポルトガルの漁業会社から1匹のタコを購入し、「タコヤキ」と名付けます。

 動画内では、韓国の魚市場でタコを探すシーンが撮影されていますが、実際に迎え入れたのはこのタコヤキ。ここから、クランツさん自身も予想しなかった日々が始まります。

タコヤキと挑んだ挑戦、それは……

 クランツさんの挑戦、それは……。

 タコにピアノを教えることでした。

 実はクランツさん、改造楽器の演奏動画で知られるYouTuber。その経験を生かして、今回はなんとタコにピアノを教えてみようと思い立ったようです。

 ですが、タコは非常に警戒心の強い生き物です。そこでクランツさんは、まずタコヤキの信頼を得ることから始めました。

 時間をかけてタコヤキとの距離を縮め、やがてタコヤキは、ようやく水槽の外に設置したキーボードに近づくようになりました。楽器は、触手でレバーを引くと音が鳴るよう改造されています。

 しかし、問題はそこからでした。タコヤキは1度に1〜2音しか鳴らさず、それ以上の上達が見られなかったのです。

 クランツさんはタコヤキの興味を引くためにさまざまな工夫を重ねます。突破口となったのは、水槽に設置した「カニエレベーター」でした。

 これは、タコが1音を鳴らすごとに、好物のカニが透明のチューブ内を少しずつ降りてくる装置。カニという報酬が“見える化”されたことで、タコヤキの行動は変わり始めました。

配信元: ねとらぼ

提供元

プロフィール画像

ねとらぼ

「ねとらぼ」は、ネット上の旬な情報を国内外からジャンルを問わず幅広く紹介するメディアです。インターネットでの情報収集・発信を積極的に行うユーザー向けに、ネットユーザーの間で盛り上がっている話題や出来事、新製品・サービスのほか、これから興味関心を集めそうなテーマや人物の情報などを取り上げ、ネットユーザーの視点でさまざまなジャンルのトレンドを追います。