
毎週月曜、BS-TBSにて放送中のグルメバラエティー「町中華で飲ろうぜ」(夜10:00-11:00)。12月22日(月)は、番組恒例企画「お礼参りSP」で玉袋筋太郎と坂ノ上茜が熊本を訪問。現地の町中華を堪能していく。
■玉袋が日頃のご愛顧を込めて熊本へ&坂ノ上は故郷へ凱旋
一人でも大勢でも気楽に行ける「各町の中華料理店」に、町飲み大好きな玉袋筋太郎がぶらりと訪れる同番組。玉袋が店主や居合わせた客らと会話を楽しみながら、町中華の絶品メニューをアテに酒を飲む様子が熱く支持されている。
また、番組の後半は女性版「町中華で飲ろうぜ」として、番組“二期生”の樋口日奈と清田みくりが女性目線で町中華を楽しむ姿も人気を博している。
今回は、地上波放送している地方の系列局にお礼を伝え、地元で飲っちゃう番組恒例企画「お礼参りSP」を2本立てで放送。“町中華の黒帯”玉袋と、熊本出身で熊本市の親善大使を務める“伝道師”こと坂ノ上茜が、熊本を舞台に町中華の名店を巡っていく。
■#375は玉袋筋太郎が洒落た町中華2連戦に挑む
熊本の陸の玄関口・熊本駅に降り立った玉袋は、早速番組を放送してくれているRKK熊本放送へ“お礼参り”を敢行。過去9回にわたって行ってきたお礼参りだが、今回訪れるRKK熊本放送で九州の放送局は無事コンプリートとなった。
番組を放送することになった経緯などを局員から聞き、数あるライバル番組を差し置いて同番組を放送してくれていることに感謝を告げた玉袋は、話もほどほどにお薦めの町中華についてリサーチを開始。すると、局から徒歩1分で“社員食堂化”しているという店の情報をゲットする。
早速教えてもらった「燕燕」という店へ向かうと、昼間っから飲っているご機嫌な常連さんと鉢合わせ。番組のファンだという店主曰く、お店には当初中瓶(500ml)の瓶ビールを置いていたそうだが、番組の影響ですぐさま“633の大瓶”に変更したのだとか。
冷えた瓶ビールを女将さんに注いでもらい、グラスを一気に飲み干した玉袋は、おつまみに阿蘇地方のブランド牛・赤牛を使った「赤牛のニンニクソース」と「馬すじの味噌煮」をチョイス。さらに、常連さんから「レバニラ」もお裾分けしてもらいエンジンがかかってくると、ビールをチェイサーに“カタめ”の「八女茶ハイ」へとなだれ込む。
中締めは、店主が熊本市内の修行先で学んだ陳建民の流れをくむ「四川麻婆豆腐」。崩し系の絶品麻婆に、玉袋も珍しくライスを注文するほど。オンザライスで麻婆豆腐をかき込み、大満足の様子だった。

すっかり出来上がってきた玉袋だったが、番組宛に届いたラブコールを受けて次なる店へ。2軒目は熊本市の中心街から少し離れた場所にある新しい町中華「あそび」。店主の期待に応え、“気道確保”から「赤星」を飲りつつ、丁度いい塩加減の「砂肝塩漬けキューリ和え」に舌鼓。
店主お薦めのお酒も頂きつつ、最後は店主が埼玉・西川口で学んだという「担々麺」で締め。広島、福岡、長崎、山梨と“お礼参り”を重ねた2025年を経て、さらなる拡大への野望も口にした玉袋だった。

■#376は“伝道師”が地元の味を再発見
一方の坂ノ上は、加藤清正によって築城された熊本のシンボル・熊本城からスタート。熊本市親善大使を務めていることもありこれまで以上に前のめりな坂ノ上は、3年前の凱旋ロケでは誰からも声をかけられなかったと自虐的に告白。今回は地元・熊本で、番組の普及を兼ねて2軒ハシゴする。
1軒目は、熊本地方卸売市場(田崎市場)の中にある店「栄耀」。店内に入ると、番組の大ファンだという女将さんが坂ノ上を温かく出迎える。まずはいつもの「瓶ビール」を注文すると、女将さんから注いでもらい喉へ流し込む。キンキンに冷えたグラスも相まって、思わず地元の言葉が飛び出す場面も。
おつまみは女将さんのご厚意で出してもらった「鯛のお刺身」から。ピーナッツの香りを効かせた甘塩っぱいお酒が進むタレの味付けで、幸先の良いスタートを切る。続いて“店の人気ナンバーワン”だという「油淋鶏」を頼むと、ザクザクとした食感と甘酸っぱいシンプルな味付けでさらに酒が進んでいく。
中締めに選んだのは、熊本のソウルフードである「太平燕」。豚骨と鶏白湯を合わせたスープと、野菜がたっぷりのボリューム満点な逸品をじっくりと味わった後、番組ファンの店主や女将さんと再び会話を弾ませながら店を後にした。

2軒目は、「栄耀」のある田崎市場から車で約25分の「栄蘭亭」。3年前の凱旋ロケで一度お世話になった町中華だが、坂ノ上はある理由からこの店を再訪したかったのだそう。早速入店すると、店主と女将さん、そして長男の2代目が笑顔で迎え入れてくれ、再会を喜ぶ。
こちらではしっかりと“カタい”米焼酎のソーダ割りに、3年前に無心で食べていた思い出の味「ポロポロミンチのレタス包み」を注文。坂ノ上がこの店への熱い思いを語り女将さんを感激させる中、締めは店名の入ったオリジナルメニュー「栄蘭亭ライス」。
九州ならではの甘じょっぱい味付けを堪能した坂ノ上は、お酒にも強くなり、経験を積んだことで新たな地元の魅力を発見した様子。今回も“二期生”の2人を脅かす存在として、貫禄のロケを見せてくれそうだ。


