
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、某氏屋さんが描く『空から糸が降ってきた話』をピックアップ。
2025年11月20日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、1.2万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、某氏屋さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際にこだわった点などを語ってもらった。
■突然、地球に降ってきた謎の糸…果たしてその目的とは

ある日、地球に突然“糸”が降ってきた。謎の糸は次々と人に近付き、繋がっていく。そして糸に繋がった人間は、まるでゾンビのように自我を失った様子で彷徨い歩くようになってしまった。
やがて地球上は糸で覆いつくされていったが、一部の引きこもりは糸と繋がることから逃れていた。必死に抵抗を続ける引きこもりだったが、そんな人間達を前に糸は次の行動に出る。それまではただの糸だった“ソレ”が女性の体を成し、更なる繋がりを求めて人間達に語り掛けてきたのだった――。
果たして謎の糸の目的とは?そして、繋がりから逃れ続けていた人間の運命は果たして…?本作の投稿には「やばい事になりそう」「人類滅びないか……?」などストーリーを考察する読者からのコメントが多数寄せられた。
■作者・某氏屋さん「糸みたいな怪獣がいたら面白いかもなぁと」

――『空から糸が降ってきた話』はどのような着想から生まれたお話なのでしょうか?
最初は馬鹿デカい宇宙怪獣を考えてみようという発想からでした。どのくらいの大きさにしようかという段階で「銀河フィラメント」ぐらい?というところまで行って本当に糸みたいな怪獣がいたら面白いかもなぁということで今回の話になりました。
――本作を描く上で、特にこだわって描いたポイントなどがありましたらお教えください。
「繋がる」というところです。この糸は繋がる為にはなんでもやります。今回は触れたら強制的だったり威圧的だったり勧誘だったりでしたが他の場所ではもっと別の方法も考えられるだろうなぁって想像してします。そういうシュチュエーションを考えるのが楽しいです。なんて言われたらみんな繋がるんでしょうね。
――本作の中で某氏屋さんが特に気に入っているシーンを理由とあわせてお教えいただけますでしょうか?
僕たちもスマホなどで画面を見たり電話をしている時はまわりが見えなくてゾンビみたいになるので最初はゾンビパニックものかな?って勘違いしてもらえると嬉しいです。
――本作を投稿したポストには、読者から「続きが気になる」という声やストーリーを考察するコメントなども寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせください。
とても嬉しいです。「自分なら〜」的な反応は特に。いろいろ考察してくださる方ともそこは実はこうなっていて〜とか話したいんですがストーリー以外で話すのはヤボかなと感じて思い止まってます。
――今後の展望・目標をお教えください。
上でも触れましたがまだ描き切れていないところもあるので話をふくらませれたらいいなと思ってます。
――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。
読んでいただき本当にありがとうございます。今後ももっとがんばります。

