「大腸がんはヨーグルトで予防」できるの?予防する可能性の高い食べ物も解説!

「大腸がんはヨーグルトで予防」できるの?予防する可能性の高い食べ物も解説!

大腸がんを予防する可能性の高い食べ物

野菜・きのこなどの食物繊維

食物繊維の摂取量と大腸がんのリスクを調べた研究では、食物繊維の摂取が極端に少ない場合、大腸がんのリスクは高くなることが分かっています。しかし、量が多いほど大腸がんのリスクが低くなるわけではないようです。少なくとも、食物繊維をしっかり摂取してバランスの良い食事を心がけることが必要です。食物繊維は野菜やきのこなどに多く含まれています。これらの食材を積極的に取り入れましょう。

コーヒー

コーヒーにはカフェインやポリフェノールが含まれています。ポリフェノールのうち特にクロロゲン酸やカフェ酸は抗酸化作用が強く、がんの予防効果が期待されています。日本で行った研究では、コーヒーを1日に3杯以上飲む女性では浸潤結腸がん(粘膜を超えて進行している大腸がん)のリスクが低下することが報告されています。男性ではこの傾向はみられませんでしたが、この理由として男性では飲酒や喫煙の影響が強いためコーヒーの予防効果がはっきりしなかったのではないかと考えられます。
しかし、コーヒーを飲みすぎることで胃炎や胃潰瘍の危険性が高まることも考えられます。適量のコーヒーを楽しむことが良いでしょう。

牛乳・カルシウム

カルシウムを多く摂取している群では、少ない群と比較して大腸がんの発生率が低い結果でした。また、カルシウムの吸収に関与するビタミンDも併せて多く摂取している群では最も大腸がんの発生率が少なかったと報告されています。カルシウムは腸内で胆汁酸と結合して腸管を刺激するのを防ぐ働きや、細胞分裂を調整する役割があり、これらの作用により大腸がんの発症を抑えているのではないかと考えられています。
カルシウムは、牛乳やヨーグルトの他にアーモンドなどのナッツ類、切り干し大根、モロヘイヤ、大根やかぶの葉、小松菜、しらすや干しエビなどに多いです。また、ビタミンDはサケ、サンマ、イワシ、カツオなどの魚やきくらげ、干しシイタケなどのきのこ類、さつま揚げや卵黄などに多く含まれています。これらの食材を上手に使い、バランスのよい食事をしましょう。

ニンニク

ニンニクを摂取することで、大腸がん発生リスクが減少すると言われています。しかし、まだはっきりしていない部分も多く、今後の研究結果が待たれます。ニンニクが大腸がんの予防となる可能性が高く、積極的に取り入れたい食材ですが、生のニンニクを食べすぎることで胃に負担がかかることもあります。無理のない範囲で料理に取り入れていきましょう。

「大腸がんの予防・ヨーグルト」についてよくある質問

ここまで大腸がんの予防・ヨーグルトなどを紹介しました。ここでは「大腸がんの予防・ヨーグルト」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

ヨーグルトは大腸がん以外のがん予防をすることができるのでしょうか?

和田 蔵人 医師

ヨーグルトには乳酸菌という体に良い菌が含まれています。乳酸菌のうちLG21菌には、ピロリ菌を減らす効果があったり、ピロリ菌が胃粘膜に付着するのを防ぐ効果があると報告されています。ピロリ菌の感染は胃がんの危険因子です。このため、一部のヨーグルトではピロリ菌の感染を予防することにより胃がんを予防している可能性があります。しかし、ヨーグルトのみでは不十分であり定期的な検診が重要です。

配信元: Medical DOC

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