「認知症による中核症状の治療」は何を目的に行われる?【医師解説】

「認知症による中核症状の治療」は何を目的に行われる?【医師解説】

「認知症の中核症状」についてよくある質問

ここまで認知症の中核症状について紹介しました。ここでは「認知症の中核症状」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

認知症の中核症状とBPSDの違いについて教えてください。

秋谷 進 医師

はい、これはとても重要なポイントですね。改めて整理しますと、
・中核症状:脳の細胞が壊れることで直接起こる症状です。記憶障害や見当識障害など、認知症の方であれば誰にでも起こりうる基本的な症状です。
・BPSD(周辺症状):中核症状という土台の上に、ご本人の性格や環境、心理状態などが影響して起こる二次的な症状です。妄想や徘徊、抑うつなどで、症状の現れ方には大きな個人差があります。
このように整理して考えると、「なぜこうした症状を起こしているのか」がわかりやすくなります。

編集部まとめ

今回は、認知症の「中核症状」と「周辺症状(BPSD)」、そしてその治療法や対処法について解説しました。ぜひ理解したことを踏まえて、本人の行動を一度見直してみてください。「この症状は周辺症状の○○が関与しているな」と理解しやすいはずです。
頭の理解は気持ちの整理に、そして寛容な心につながります。ぜひ認知症のことを知って、おおらかな気持ちでご対応ください。

配信元: Medical DOC

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