胃がんの治療についてよくある質問
ここまで胃がんの治療方法・検査・予防法などを紹介しました。ここでは「胃がんの治療」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
内視鏡治療で合併症が起こることはありますか?
胃がんの内視鏡治療時の合併症では、出血や穿孔(切除部に穴が開く)の可能性があります。手術中の出血はわずかですが、術後に出血・穿孔が起こると吐き気や嘔吐の症状が出ます。腹痛やめまいが出ることもあり、術後に何か体調の変化があればすぐに看護師に伝えてください。対応の多くは内視鏡で止血や穴をふさぐ治療で治まりますが、稀に手術もあり得ます。
支持療法とはどのような治療ですか?
胃がんではがんによる痛みや吐き気のほか、治療中には副作用・合併症・後遺症などの苦痛も伴います。これらに対する予防措置や症状の緩和・ケアが支持療法です。身体的な苦痛に加え、がん特有の精神的・社会的な苦痛に対する緩和ケアも含めて対応します。一例を挙げると、胃がんの進行で詰った食物の通路にステントを入れ、食事ができるようにする治療があります。
編集部まとめ
胃がんの治療では、基本が内視鏡・手術・薬物なのは変わりませんが、内容はロボット導入や新薬開発など進化を続けます。
検査方法もPETが普及するなど多彩になり、胃がんの早期発見や病期など症状の把握がより正確にできるようになりました。
早いうちに胃がんが見つかれば、内視鏡で簡単に治療できます。胃がんリスクの排除で予防するとともに、定期健診で早期発見・早期治療につなげてください。

