息子の大泣きと周りの視線
すると、息子は「いやだぁぁぁー!!」と床に寝転がり、手足をバタバタさせながら大泣き。周囲の目線が一気に集まりました。私の顔は真っ赤になり、「またやってしまった……」と、恥ずかしさと情けなさが込み上げてきました。
職員さんの寄り添いと解決
そのとき、名札をつけた職員さんが静かに息子のそばにしゃがみ、優しく話しかけました。「わあ、こんなにたくさん集めたんだ。車が大好きなんだね」息子の気持ちに寄り添う言葉に、泣き声が少しずつ小さくなっていきます。職員さんは、車を一台ずつ手に取りながら、「これ、速そうだね」「この色、かっこいいね」と共感を繰り返し、最後にこう聞きました。
「全部大事だから、全部は貸したくないよね。でも、この中から一つだけ“お友達と一緒に遊ばせてもいい車”を選ぶとしたら、どれにする?」

