<富山県の郷土おせち>べっこう
寒天に溶き卵を入れて固めたもので、見た目も美しい。「えびす」や「べろべろ」とも呼ばれ、当地のおせち料理には欠かせない。
【材料・5人分】
・水・・・500ml
・粉寒天・・・4g
■A
└ 砂糖・・・大さじ3
└うす口しょうゆ・・・大さじ1
└塩・・・小さじ1/3
・しょうが・・・10gくらい
・卵・・・1個
【作り方】
1.粉寒天と水を鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして2分ほど煮て、Aと極細くせん切りにしたしょうがを入れる。
2.沸騰した1に溶いた卵を少しずつ流し入れて、卵がふんわり浮いてきたら火を止め、鍋ごと粗熱を取る。ある程度冷ましてから型に流して冷やし固め、切り分ける。
<長野県の郷土おせち>長いもようかん
濃い色のおせち料理が多い中、長いもの透明感のある白さが映える。食紅などで色をつけるレシピもある。
【材料・型1本分】
・長いも・・・300g
・水・・・150ml
・粉寒天・・・4g
・塩・・・少々
・砂糖・・・120g
【作り方】
1.長いもは皮をむき、1~2cm厚さの輪切りにし、酢水につけ水洗いをしてぬめりを取る。水からゆで、箸が通るくらいになったら取り出して、熱いうちに裏ごす。
2.鍋に水と粉寒天を入れて火にかけ、煮立ってから2分煮る。火を止め、1と塩を入れて混ぜる。
3.2に砂糖を入れて火にかけ、弱火で焦がさないように6分ほど練る。
4.流し型に3を流し入れる。固まったら食べやすい大きさに切り、器に盛る。

