50樽限定!北海道大樹町発の国産ウイスキー「PEATLAND」、カスクオーナー第2期募集中

Taiki Cosmic Glen Distillery 蒸留所にて 左:ロバート・ストックウェル氏(Taiki Cosmic Glen Distillery・アドバイザー)、中:山崎悠太郎氏(同社・蒸留所所長)、右:静谷和典氏(同社・取締役、マスター・オブ・ウイスキー)

Taiki Cosmic Glen Distilleryは、北海道広尾郡大樹町に蒸留所が完成したことを記念し、ウイスキーブランド「PEATLAND(ピートランド)」のカスクオーナー第2期募集を50樽限定で開始した。

実業家・堀江貴文氏も取締役として参画する同社のこの取り組みは、第1期の大きな反響を受け、想定よりも早いタイミングでの実施となる。

世界でも稀有な「Farm Distillery」体制を確立

自社栽培のデントコーン

海外で特注した蒸留器を運び入れ、蒸留設備が完成

今回の第2期募集が前倒しで実現した背景には、専用農場で栽培するデントコーンが今年は豊作となり、あわせて原料の栽培・収穫から蒸留までを自社で一貫して行う「Farm Distillery」体制が確立できたことにある。

蒸留所近辺で豊富に採掘される、泥炭(ピート)

採掘された泥炭は、しっかりと乾燥をさせて使用する

ウイスキーづくりに最適化した栽培・収穫設計と、大樹町で育った原料の個性を酒質へと反映させる。その確かな手応えを得た今、Taiki Cosmic Glen Distilleryは、次なるフェーズとして第2期の募集を開始した。

PEATLAND カスクオーナー第2期 募集概要

海外より輸入した樽。将来的には樽も大樹産へ

「PEATLAND(ピートランド)」を特徴づける、香りづけ用のストーブ

この募集は、限定50樽のみの特別な機会であり、ウイスキー熟成の過程に参加し、将来のボトリングを見据えた所有体験を提供する。

募集している樽は3種類、合計50樽。それぞれに異なる個性と熟成への期待が込められている。

「バーボン樽 200L」(20樽)の価格は180万円(税別)。Taiki Cosmic Glen Distilleryが目指す「ピーテッド・バーボンスタイル」の王道で、アメリカンオーク由来のバニラ、キャラメル、ココナッツの甘やかさに、焚き火で焼いた林檎を思わせる香ばしさと、大樹町産デントコーンのふくよかな甘み、清涼感を伴ったピート香が重なる。長期熟成に耐えうる構成へと育っていく1樽だ。

「アメリカンホワイトオーク新樽 オクタブ 50L」(15樽)の価格は90万円(税別)。ダイナミックなチャーオーク由来の樽感とトースト感、大樹町のピートによるスモーキーさを最短距離で体感できる設計。パワフルなバニラ、ブラウンシュガー、エスプレッソのビター感に、ピーテッド原酒のスモーキーさがダイレクトに重なる。短熟でも力強い個性を楽しみたい人におすすめのカスクである。

「フレンチオーク新樽 オクタブ 55L」(15樽)の価格は90万円(税別)。フレンチオークは、アメリカンオークとは全く異なる表情をもたらす。スモークに燻されたダークチョコレートやブラックチェリーの甘酸味に、クローブ、シナモン、ピンクペッパーのスパイスが静かに寄り添う。時間の経過とともに、ベーコンと黒胡椒を効かせたクロックムッシュを思わせる余韻へと変化する、エレガントで思考的、語れる1本を目指す樽だ。

価格は上記に加え、酒税、ボトリング費用、配送料等が別途必要。樽の所有権は同社に帰属し、熟成後にボトリングしたウイスキーが届けられる。

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