イ・ジェフンが主演を務める韓国の痛快アクションドラマ「復讐代行人3～模範タクシー～」の第7話が、12月12日にLeminoで配信された。ジェフン演じるキム・ドギが運転する車が敵の車両と激しいカーチェイスを繰り広げ、最後には空中で回転して炎上し、爆発するという本シリーズならではの迫力あるカーアクションに視聴者から興奮の声が上がったほか、ドギの新たなサブキャラ“ロレンツォ・ドギ”の活躍も反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
■ドギらが弱者に代わって悪を裁く
「復讐代行人～模範タクシー～」は、同名ウェブ漫画を原作に、表向きはタクシー会社「ムジゲ運輸」、裏では秘密のプロフェッショナル集団として暗躍するドギと仲間たちが弱者に代わり、法では裁けない悪に復讐(ふくしゅう)を果たす爽快なアクションエンターテインメント。
2021年に放送されたシーズン1が人気を博し、メインキャストが再集合した2023年のシーズン2は最高視聴率20％を突破。「2023 SBS演技大賞」で主演のジェフンが大賞を受賞し、“ネットユーザーが選んだ2023年最高のSBSドラマ”にも選ばれた。シリーズ第3弾もおなじみのキャスト＆脚本家によるタッグで、さらにスケールアップした復讐代行に挑む。
■15年前の事件の真相に近づくも…残された時間はわずか
第5話からは、「ムジゲ運輸」のチャン・ソンチョル代表(キム・ウィソン)が復讐代行業を始めるきっかけになった未解決事件が描かれている。発端は、15年前に息子を殺されたパク・ドンス(キム・ギチョン)からチャン代表宛てにかかってきた電話。長い時間が流れ、息子パク・ミンホ(イ・ドハン)の遺体は見つからないままドンスは認知症を患っていた。正常な記憶でいられる残り時間は少ない。ドギたちは、15年前の事件の真相を暴くべく、復讐の準備を開始した。
ドギは、第6話で容疑者のイム・ドンヒョン(ムン・スヨン)に近づくことに成功。そしてドンヒョンと、彼の友人であるジングァン大学バレー部の監督チョ・ソンウク(シン・ジュファン)が、バレーボールの試合で八百長していた証拠をつかむ。7話ではこれを逆手にとってソンウクを揺さぶり、ミンホの埋められた場所を特定する。
■ド派手カーチェイスからの車の爆破に「この派手さがいい！」
そんな7話では、「復讐代行人」シリーズらしいド派手なカーチェイスシーンも登場した。
ミンホを殺害したのはソンウクである可能性が高い。そこでドギは“パク・ミンホ”を名乗り、ドンヒョンを足掛かりにターゲットのソンウクに接近。だが、ドギが八百長について知り過ぎるのを警戒したソンウクは、複数の車両でドギが運転する車を取り囲み、罠にはめて車を炎上・爆破させた。あまりのことに、少し離れたところからカーチェイスを見守っていたアン・ゴウン(ピョ・イェジン)らムジゲ運輸のメンバーは言葉が出ない。
だが、さすがは元特殊部隊のエースドライバー。ドギは無事だった。車が罠にかけられ炎上する直前、路肩の茂みに車を寄せて間一髪、脱出したのだった。ドギが乗ったまま炎上したかのような演出の後、ドギが走行する車の運転席から華麗に抜け出すシーンが“タネ明かし”されると、視聴者からも「さすがキム・ドギ！」「待ってました！模範タクシーはやり過ぎなくらいのカーアクションあってこそ」「ドギ脱出からの車の横転、炎上、爆発、この派手さがいい！」の声が飛んだ。
さらに今回は、サブキャラも充実。前話に続いて登場した“いかさまドギ”に加え、ソンウクとドンヒョンの八百長を妨害するために現れた新たなサブキャラ“ロレンツォ・ドギ”が活躍した。
欧州バレーボールリーグの公認エージェントとして登場し、スタイリッシュな白スーツに緑のサングラス姿でソンウクの八百長に加担する学生を有望株としておだて、ソンウクの支配下から解き放った。そんなロレンツォ・ドギに、視聴者からも「ロレンツォ・ドギかっこいい」「サブキャラ渋滞してる(笑)」「どんな服を着ても似合うキム・ドギ！」の声も寄せられた。
「復讐代行人3～模範タクシー～」は、毎週金・土曜に新エピソードをLeminoで配信中。7話ラストでは今回の事件の“最終ヴィラン”チョン・グァンジン(ウン・ムンソク)も登場し、続く8話でいよいよ、パク・ミンホの事件を発端にした一連の事件の“復讐代行”が始まる。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
