
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『愛が重いお兄ちゃんたち』を紹介する。作者の白野まるさんが、11月28日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.2万件を超える「いいね」が多数寄せられた。本記事では、白野まるさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■それぞれの愛が重い“兄”

ホストの兄・廉太郎は、世界で1番妹がかわいいと本気で考えている男。他の男と話しているだけで割り込んできて「なんならもう俺の女だから!!」と怒るほど、妹に深い愛情と独占欲を見せる。
そして自他ともに認めるシスコン・晴海はネットストーカーの側面も。物腰柔らかく穏やかな性格だが、裏では妹のSNSアカウントを追跡。妹への重過ぎる愛情と執着で、絡みのある男性を注視し通報するなど交友関係にも目を光らせている。あまりにも愛の重い“兄”たちは他にもいて…。
この愛が重過ぎる兄たちの漫画を読んだ人たちからは、多くのいいねやリポストなどの反響が寄せられている。
■「ぜひお好みの『やば』を見つけていただければ嬉しいです!」作者・白野まるさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
自分の憧れを形にしたい一心です!昔から「お兄ちゃん」という存在に並々ならぬ憧れがあったので。そこにさらに、自分が好きな要素である「怖い」「やばい」「メロい」をくっつけてみました。
――本作では、それぞれの兄が魅せる愛情が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
どの兄の愛情も「みんな違ってみんなやばい」点です。ぜひお好みの「やば」を見つけていただければ嬉しいです!
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
彼氏と別れてほしい廉太郎お兄ちゃんの「男なんてみんなクソだぞマジで!同じクソならお兄ちゃんでもいいじゃん!」です。1ミリもよくなくて気に入っています。
――ストーリーやキャラクターデザインを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
どこか1箇所突出した特徴を作ることです。外見でも、内面でも、関係性でも。ひと言で説明できるキャラクターになるよう意識してます。あとキャラの名前は結構こだわってますね。姓名判断してみることもあります。
――今後の展望や目標をお教えください。
私自身、自分の創作キャラのファンでもあり、自分のキャラに声がついたら最高だなと思うので、いつかボイスドラマ化とか目指したいです…!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも見ていただきありがとうございます!たくさんの応援のお言葉や感想、大変励みになっています。これからも様々なメロをお届けできるよう頑張ります。また見に来ていただけたら嬉しいです。

