ビタミンB12の効果

血行促進作用
ビタミンB12は血液の形成に関与するため、毛細血管の血流改善にも役立ちます。
その結果、肌のすみずみまで酸素や栄養が行き渡りやすくなり、くすみやクマ、顔色の改善が期待できます。
末梢神経の回復機能
神経細胞の機能を正常に保つ働きがあります。
肌の細胞を回復・再生させる
ビタミンB12は、DNAの合成を行うため、肌細胞の回復・再生を促進します。
つまり、肌荒れを整え、ターンオーバーを正常化する働きがあります。
精神的なメリット
神経細胞の機能を正常に保つ働きがあるため、セロトニンの合成にも関与します。
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれているため、鬱症状の緩和や認知機能のサポートに効果があります。
炎症との関わり
ビタミンB12は主にDNA合成や神経機能の維持に関与する栄養素です。直接的な抗炎症作用があるとまでは確認されていませんが、外用薬としてビタミンB12を配合した製剤がアトピー性皮膚炎などの研究に使われた例はあります。ただし、通常の食事から摂取した場合に炎症を抑える効果があるという十分な科学的根拠は現時点ではありません。
ビタミンB12が不足すると現れる症状

巨赤芽球性貧血
胃粘膜の萎縮による内因子の低下によりビタミンB12を吸収できず欠乏することで生じる貧血です。
ビタミンB12の欠乏が要因である場合、筋肉注射か経口投与が必要となります。
症状がある場合は、内科に受診します。
脊髄及び脳の白質障害
運動機能の低下(麻痺、歩行障害、ふらつき)や、感覚の異常(しびれ、感覚鈍麻)、言語障害、認知機能の低下(物忘れ、意識障害)、排泄機能の障害(頻尿、尿失禁、便秘)などがあげられます。
症状が悪化した場合は、脳神経外科、神経内科、または整形外科に受診する必要があります。
末梢神経障害
しびれ、痛み、筋力低下、筋萎縮、深部腱反射の低下などが起こります。
糖尿病やビタミン欠乏が原因となるため、そのための治療が必要となります。
症状が悪化した場合は神経内科を受診する必要があります。
肌荒れ
ビタミンB12欠乏による代表的な症状は巨赤芽球性貧血や神経障害ですが、肌荒れそのものが典型的な症状として挙げられるわけではありません。ただし、貧血や全身の不調が皮膚の健康に影響を及ぼし、間接的に肌トラブルを招く可能性はあります。
炎症
欠乏により、ニキビやアトピー性皮膚炎などの炎症が起こりやすくなります。
食事による摂取が望ましいが、難しい場合はサプリメントの経口投与がよいです。
皮膚科に受診する必要があります。

