ママ友の抱える心の闇が明かに
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その後、沙希のLINEに綾子からメッセージが届きました。
「ごめんなさい。前から沙希さんの夫がうらやましかった。自分は夫とうまくいっておらず、うまく別れさせて和人さんと付き合いたかった」
綾子が抱えていた本心は、夫婦間の不満と、沙希夫婦への深い嫉妬だったのです。
しばらくして、綾子は一家で引っ越していきました。
この一件で、沙希と和人の間にあった不信感は消え、深い絆が生まれました。
2人は、虚偽の「不倫疑惑」を乗り越えましたが、この件はトラウマになっており、沙希は今でも自宅前のカメラを設置したままにしています。
「和人…一瞬でも、あなたのこと、うたがってごめん…」
「今回のことは、だれも予想できないようなできごとだった。不安になって当たり前だよ」
2人はこれからもお互いを信じ、支え合っていくことを改めて誓い合いました。
あとがき:ママ友の嫉妬と支配欲
虚偽の「不倫疑惑」の真相が、ママ友の「嫉妬と支配欲」だったことが明らかになります。
「かくしカメラ」「手帳」という確固たる証拠がそろったことで、事件は解決へと向かいます。
そして、沙希夫婦は絆を取り戻しました。綾子の動機は、自身の「夫婦関係の破綻」と、「他人の幸福への羨望」という、複雑な心の闇を示していました。沙希がカメラを設置し続けたことは、この経験がもたらしたトラウマの深さを物語っていますね。
予想もしない身近な人物のうらぎりと、夫婦関係の絆について考えさせられるエピソードでした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: hoi
(配信元: ママリ)

