好評の声が寄せられたプレオープン

店内の様子
11月に開催されたプレオープンでは、アクターとゲストがまるでともだちの家にいるかのようなリラックス空間で過ごせる空気感を作り出し、好評を博したとのこと。参加者の声から見えてきたのは、「大人が安心していられる居場所」と「アクターが無理なく活動できる拠点」という、ふたつの社会課題にそっと寄り添う場としての体験型コミュニティカフェの新しい可能性。日常のなかでふっと感じる行き先のない時間に、「ここなら行けるかもしれない」と思ってもらえるような空間を提供する。
プレオープンでは、グループはもちろん、30〜60代の男性1人や、20〜30代の女性1人での来店も多く、10日程のプレオープン期間内でリピーターとして複数回足を運ぶ人も多く見られたという。
「ともだち’n-chi」の特徴の1つに、一人で訪れた人同士が店内で自然な交流を生み出し、帰る時には仲良くなって帰っていく点がある。「居心地がよくてつい長居してしまった」「一人で行っても一人じゃない感じがする」「気付くとみんなが仲良くなっていた」といった声が数多く寄せられ、訪れた人が安心して自然体で過ごせる空間がしっかり機能し始めている。
利用者とアクター、双方にメリット

店内の様子
さらに、「ともだち’n-chi」は利用者だけでなく、俳優にとっても活動基盤として大きな意義を持ちはじめているという。演劇の現場では、稽古には報酬が出ないことも多く、準備に費やす労力と報酬のバランスが取りにくいという課題が長く存在してきた。
しかし、ここでは「稽古そのもの」がコンテンツとなり、来店者との交流を通じて表現が価値として積み重なる。アクターが自分らしく活動しながら収入を得られる「持続可能な表現の場」が生まれつつあり、利用者とアクター双方にとって心地よい関係性が築かれている。
この機会に、新たにオープンした「〝IMMERSIVE CAFE〟ともだち’n-chi」に足を運んでみては。
■〝IMMERSIVE CAFE〟ともだち’n-chi
住所:東京都中野区東中野1丁目45-9 宮原ビル3F
営業時間:平日19:00〜22:00、土日17:00〜22:00
公式HP:https://tomodachi-n-chi.immersive-cafe.com
(ソルトピーチ)
