先日「TOKYO ART BOOK FAIR 2025」に伺いました。東京都現代美術館で開催されたアートとカルチャーの本のイベントです。紙の本について希望を感じたくて行ってまいりました。
会場は想像以上の混雑ぶりで、おしゃれなアート本はこんなに需要があるんだと驚かされました。それも日本全国だけでなく、世界中からアート本やジンが集まっていました。キャップやトートバッグ、Tシャツなどを売っているところもあって、おしゃれ感が渦巻いていました。売っている世界各国の方も服や雰囲気にセンスが感じられます。
アート本も凝った仕掛けの本だらけで、ページのアートワークの中の黄色とかピンクとか色だけを追っていくとストーリーになるという本、パラパラ漫画、虫眼鏡で見る豆本、ページが扇風機の羽みたいなデザインの本、など。凝っているので高くても納得させられます。
人気の作家は列ができてすぐ売り切れるそうで、コミケのアート版のような盛り上がりです。
その中で引き寄せられたのはアメリカの男性漫画家のブース。脱力系でシュールな絵柄の飛び出す漫画本を手作りで作成していて、会場でもハサミで作業していました。
なぞのキャラが出てくる本と、ミギーマウスという不気味なネズミの本、ニューヨークのビッグアップルをテーマにした本など売られていて、ニューヨークの本を購入、人間の目がリンゴになったりリンゴが暴れ回ったりしていました。英語なのでなかなか読めないですが見ているだけで楽しいです。
A. T. Pratt'sさんという名前で、アメリカからはるばるこのイベントに参加して、生計を立てられているのも夢があります。
拙著もどこかに仕掛けを作ったほうがいいかもしれないと思いました。やはり紙の本は物体としての存在感やエネルギーがあります。
次の日は京王百貨店で開催されている岩合光昭「ご当地ねこ」展へ。コロナ禍中世界に撮影の旅に出られなくなった岩合さんが日本に目を向け、全国津々浦々で撮影した猫たちの写真です。
たくさんの写真の中、神社やお寺の猫は、どこか崇高な表情をしているようでした。動画を見たら岩合さんは撮影のとき、まず猫に「いい子だね」と話しかけて距離を縮めていたので参考にしたいです。
そしてどんな猫より自分の猫が一番かわいいもの。この展示のパンフに使われたのは岩合さんの愛猫二匹でした。スタイルがいい美猫でした。
会場は写真撮影禁止だったので、新宿駅前の飛び出す猫の看板を遠くから撮影。一粒万倍日に猫運を高めました。
遠くから望む「新宿東口の猫」の巨大3D看板。すっかり定着しています。

