午後入試と午前入試の違い

午後入試と午前入試の違いは、入試の時間だけではありません。
午後入試は、同じ学校の午前入試よりも偏差値が高い傾向にあります。
というのも、午前に別の難関校を受けた子が受験するケースが多いんですよね。
そのため第一志望校は、午前入試と午後入試を両方受けられる場合、午前を優先して受けておくほうが良いと思います。
午前入試の主流は4科目入試ですが、午後入試は2教科入試としている学校も多いです。
2教科だと時間が短くて済むため、スタミナなどを考えると、受験生としてはありがたくもありますね。
2教科入試で多いのは、算数と国語という組み合わせです。
最近では栄東(東大特待Ⅰ)に算数1教科型があるなど、算数・国語の1教科で受けられる入試もあります。
同じ学校でも午前と午後は別の入試と考え、しっかりと募集要項を確認しましょう。
午後入試のメリット
中学校にとって、午後入試は優秀な生徒を集めやすくなるというメリットがあります。
難関校を午前入試で受ける生徒に、午後の時間で受験してもらえるということですね。
では受験生側はどうかというと、大きく3つのメリットが挙げられます。
