マタハラを受けたその後…
このまま師長の元で働き続けることは難しいと思い、師長から言われたことを部長へ相談することに。部長は親身になって話を聞いてくれ、最終的に院長にもこの話が伝えられて、病院の今後の対策として『マタハラ報告書』というものが作成されました。
師長は、マタハラ報告書で反省文を書いたようですが、私に対する謝罪は一切ありませんでした。しかし、師長という役職からおろされる結果に。マタハラ後も師長は普段通り私に話しかけてきましたが、必要最低限の業務上での会話のみ。体調のことは理解ある主任にすべて話せたので、出産までなんとか働きましたが、精神的にとてもきつかったのを覚えています。
その後、私は無事に第4子を出産。そして子どもが1歳になり、私は別の病院で仕事を再開させました。マタハラがトラウマになってしまい、師長のいる病院へは復帰できず退職したのです。今でも、師長に言われた言葉は鮮明に覚えています。
“マタハラ”という言葉を聞いたことはありましたが、まさか自分が受けるとは思わず、妊娠初期の不安定な時期にとてもショックな出来事でした。妊婦さんが私のようなつらい経験をせずに安心して働ける職場が増えてほしい……、そしてマタハラがない世の中になってほしいと切に願っています。
著者:さとうあおい/女性・看護師。2014年長女、2016年長男、2018年次女、2020年三女、2023年次男、5人の子育て奮闘中の看護師ママ。育児休業中にライターとして活動を始め、育児の経験を生かし体験談を執筆している。
作画:うちここ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

