中耳炎になったときの自宅でのケア方法

中耳炎で耳が痛いときはどうすればよいですか?
痛みが強い場合は、耳のまわりを冷たいタオルで軽く冷やすと、一時的に痛みがやわらぐことがあります。発熱や痛みがつらいときは、アセトアミノフェンといった市販の解熱鎮痛薬を使用することもできます。ただし、これらはあくまで症状を和らげるためのものであり、炎症や感染そのものを治すものではありません。
中耳炎の薬を服用する際の注意点を教えてください
耳掃除をしたり、自己判断で以前に使用した抗菌薬や市販の点耳薬を使ったりすることは避けましょう。薬剤の選択には、原因菌への感受性や耳への影響、鼓膜の状態などを考慮する必要があります。必ず医師の診断を受け、処方された薬を正しく使用してください。
痛みや発熱が数日続く場合、または難聴や耳漏がみられる場合には、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
中耳炎になったらどのようなことに注意すべきですか?
耳漏が出ているときや鼓膜に穴がある場合は、入浴やプールで耳に水が入らないようにしましょう。耳栓を使う場合は、清潔なものを選び、強く押し込まないようにします。また、鼻を強くかむと耳管に圧がかかり、炎症が再燃するおそれがあります。片方ずつ、軽くかむように心がけましょう。
編集部まとめ

中耳炎は種類によって症状や治療法、経過が異なります。自己判断せず、痛みや耳漏が続く場合は早めに耳鼻咽喉科を受診し、医師の指示にしたがって治療を続けましょう。
参考文献
『中耳炎』(慶應義塾大学病院 KOMPAS 医療・健康情報サイト)
『小児滲出性中耳炎診療ガイドライン 2022年版』(日本耳科学会・日本小児耳鼻咽喉科学会)
『中耳の慢性炎症性疾患の概念と用語について』(Otolaryngology Japan)
『小児急性中耳炎診療ガイドライン 2024年版』(日本耳科学会・日本小児耳鼻咽喉科学会・日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会)
『真珠腫性中耳炎』(順天堂大学医学部付属順天堂医院)

