コンタクト使用者は要注意! 「点状表層角膜症」を引き起こす生活習慣を医師が解説

コンタクト使用者は要注意! 「点状表層角膜症」を引き起こす生活習慣を医師が解説

点状表層角膜症の治療

点状表層角膜症の治療は主に点眼薬が使用されます。
多くの場合、人工涙液やヒアルロン酸を含む点眼薬が使用され、角膜表面を保護し、潤いを与えることで症状の改善を促します。

コンタクトレンズの使用が原因と考えられる場合は、一時的に使用を中止することが推奨されます。
ウイルスや細菌の感染が疑われる場合は抗菌薬などの点眼薬が処方され、炎症が強い場合にはステロイド剤が使用されることもあります。
アレルギーが関与している場合は、抗アレルギー薬が効果的です。

紫外線の曝露によって発症している場合は、散瞳剤を用いて瞳孔を拡張し、眼内の炎症を抑える治療がおこなわれることがあります。
逆まつ毛が原因の場合は、外科的な処置が必要になることもあります。

点状表層角膜症は、個々の患者の状態に合わせた治療をすることで完治が可能です。

点状表層角膜症になりやすい人・予防の方法

点状表層角膜症は特定の条件によって発症リスクが高まります。
特にリスクが高いのはコンタクトレンズの使用者で、常用している人や適切なケアを怠っている人、サイズの合わないものを使用している人が該当します。
コンタクトレンズを装着したまま就寝することも危険因子になります。

ドライアイの人や逆さまつげを持つ人も、点状表層角膜症のリスクが高くなります。
さらに、紫外線に頻繁に曝露される人も注意が必要です。

予防方法としては、コンタクトレンズの適切な使用が重要です。
長時間の装着は避け、使用後は必ず洗浄してください。
また、コンタクトレンズを扱うときは必ず清潔な手でおこなうことが大切です。
ドライアイ対策として、眼科医が事前に指定した点眼薬を適切に使用することも効果的です。

夏の海辺や冬のスキー場など紫外線の強い環境では、サングラスや保護メガネの着用を心がけましょう。さらに、定期的な眼科検診を受けることで、点状表層角膜症の早期発見と早期治療につながります。


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参考文献

公益社団法人日本眼科学会コンタクトレンズ診療ガイドライン(第2版)第6章コンタクトレンズ合併症

関西医科大学付属医療機関点状表層性角膜炎

配信元: Medical DOC

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