〈激戦区・神田で価値を再確認〉
当初は銀座での出店を検討していたが、条件に合う物件が見つからず、神田での出店となった。神田はオフィスが多く、リーズナブルな飲食店がひしめく激戦区でもある。
一瀬社長は「あえて激戦区に参入することで『いきなり!ステーキ』の価値を改めて確認するとともに、お客様にも再認識してもらいたい」と語る。また、夜間人口や土日の人出が落ち着く立地であることから、今回の次世代型店舗が打ち出す、ゆったりとした客席やファミリー・グループ客でも利用しやすいコンセプトとは相性が良いとみている。
定番メニュー「ワイルドステーキ」、新メニュー「骨付きリブロースステーキ」
一方で、「これまでのオーダーカットや目の前で焼く演出といった要素がなくなるため、人との関わりやステーキの演出が弱まるのではないかという不安も正直ある」とも語った。今回の1号店では、利用客へのアンケートなどを通じて検証を行い、今後の展開につなげていく考えだ。
次世代型店舗1号店となる神田北口店は、「いきなり!ステーキ」が再成長に向けて踏み出す試金石となる。店舗体験と調理工程を見直した新モデルが、縮小局面を経た同ブランドの価値をどこまで再定義できるのか。今後の展開が注目される。

