「胃カメラで麻酔」は必須なのか?種類・検査後の症状や注意点を医師が解説!

「胃カメラで麻酔」は必須なのか?種類・検査後の症状や注意点を医師が解説!

胃カメラ麻酔後の注意点

麻酔後は、安全のためいくつか注意すべき点があります

胃カメラ後の運転は何時間後から可能?

局所麻酔では、喉の違和感が消えるまでは飲食を控える必要がありますが、比較的早期に普段どおりの生活に戻れることが多いでしょう。対して静脈麻酔は、覚醒後も判断力が低下している可能性があり、当日は車の運転が禁止されています。

胃カメラ後の仕事・日常生活の注意点

局所麻酔後であれば通常通りの仕事・生活は可能と考えらえます。一方、静脈麻酔を使用した場合は判断力が低下する場合がありますので、集中力が必要な仕事は避けた方がよいでしょう。

授乳は麻酔ありの胃カメラ後いつから再開できる?

授乳中の人は特に心配されることが多い部分ですが、局所麻酔であれば通常は当日から授乳を再開できます。静脈麻酔の場合も、薬剤の種類によっては数時間空けるだけで問題ないとされており、心配な場合は医師に確認しておくと安心です。

麻酔ありの胃カメラ後の症状例

喉が痛い・違和感がある

胃カメラの挿入では、細い内視鏡が喉を通過するため、一時的に粘膜がこすれて軽い炎症が起こることがあります。その結果、検査後に「喉がイガイガする」「飲み込むと少し痛い」といった違和感が残ることがあります。多くの場合は数時間〜半日ほどで自然におさまり、日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。温かい飲み物を少量ずつとったり、喉に負担の少ない食べ物から始めたりすることで、症状の改善を助けられます。

だるさ・眠気が残る

静脈麻酔(鎮静剤)を使った場合は、薬の効果がゆっくりと抜けていくため、検査終了後もしばらくは体が重く感じたり、眠気が続いたりすることがあります。とくに検査直後は、呼びかけられると返事ができる程度の軽い覚醒状態が続くことがあり、十分に回復するまで時間が必要です。この眠気は自然に取れていくもので、心配する必要はありません。ただし、麻酔の影響で判断力が鈍っている可能性があるため、当日は車の運転や集中力を必要とする作業は避け、できるだけゆっくり過ごすことが勧められます。

麻酔ありの胃カメラに後遺症はある?

胃カメラで用いられる麻酔は、通常は体内で速やかに代謝される安全性の高い薬剤です。そのため、静脈麻酔を使用しても長期的な後遺症が残ることはほとんどありません。まれに、強い眠気が長く続いたり、軽いめまいが一時的に残ったりすることがありますが、時間とともに自然に改善していきます。呼吸が弱くなるなどの重い副作用が起こることは極めて少なく、医療機関ではこうしたリスクに備えて適切なモニタリングが行われています。検査後に心配な症状がある場合は、診療した医療機関へ早めに連絡し、確認することで安心して過ごすことができます。

配信元: Medical DOC

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