あまり付き合いのない親戚が突然家族で2泊することになったら気が滅入ってしまう人もいるのではないでしょうか。今回は夫達也さんの弟、信也さんの家族を泊めるように義母に一方的に言われてしまった良子さんのお話です。
交通費は出すから2泊お願いと一方的に決められた


お義母さんからの電話に嫌な予感がしたある日のことです。
夫達也の弟信也君たち家族を泊めてほしいというお義母さんの言葉に、予感は的中したと思いました。結婚して子供もいる信也君のことを未だに甘やかしているお義母さん。言葉の調子から断れる感じではなさそうだなと憂鬱になりました。

義母によると、信也君は私たちが住んでいる地域の方へ家族旅行したいものの、1泊の宿泊代が割と高いので、我が家へ2泊したいそうなのです。驚くことに交通費は義母が出すといいます。

私は布団が足りないとやんわり断ろうとしましたが全く通用しませんでした。信也君はソファで寝ると勝手に決められ、信也君の奥さんサチさんと息子コウキくんが寝られれば大丈夫と押し切られてしまいました。

節約家だという、ほとんどやり取りの無いサチさんがお義母さんに相談したのだと義母は嬉しそうに説明したうえで、なかなか会えない義弟家族と親交を深めるのにはちょうど良いと勝手なことを言って「悪いけどよろしく頼むわね!」と決定事項のように言い放ちました。

急に2泊も。ウチにだって予定があるのにお構いなしで一方的に我が家をホテル代わりにしてきたお母さんにも腹が立ちましたが、お願い事をお義母さんを通して伝えてきたサチさんにはもっと腹が立ちました。
人を家に呼ぶのが大好きな人なら大したことではないのかもしれませんが、ほとんど付き合いのない親戚が家族で2泊もするとなると気が滅入ってしまう気持ち、わかります。それにしても自分で直接お願いしないことに腹立たしい気持ちになる良子さんの気持ち、わかります。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

