鈍感さも夫の個性と受け入れて…
あまりの無神経さに腹が立ちましたが、夫は根が真っ直ぐで、悪気がないことはわかっています。結局、それ以上は何も言えませんでした。
ところが後日、同僚の奥さんはすでにケースを持っていることが判明。お祝いは急きょおむつに変更され、結果的に行き場を失ったそのケースは私が使うことになりました。
夫が他の人のために買ったものを使うのは少し複雑な心境でしたが、物自体に罪はないので、大切に使うことにしたのです。
それから2年後。娘が成長したころにこの話を蒸し返してみましたが、当の夫は「そんなことあったっけ?」とケロリとした様子。私にとってはケースを見るたびに思い出す忘れられない記憶なのに、本人はまったく覚えておらず、あきれて言葉も出ませんでした。
夫の鈍感さは今も健在です。時々困らされることもありますが、根は真面目でやさしい人。「この鈍感さは彼の個性なんだ」と割り切って受け入れるようになってからは、心も穏やかになり、現在はとても良好な夫婦関係を築けています。
著者:堂本ちか/30代女性。2015年1月生まれの娘と2022年11月生まれの息子、年の差きょうだいのママです。お調子者の娘とおバカな息子のかわいさに癒されながら毎日育児奮闘中です!
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
※AI生成画像を使用しています

