電気性眼炎の前兆や初期症状について
電気性眼炎の初期症状は、眼の眩しさや軽度の痛みとして現れることがあります。
特徴的なのは、紫外線の曝露から数時間後に症状が急激に悪化することで、眼の充血や涙目、強い痛み、羞明、異物感、視力障害などの症状が現れます。
特に夜間に症状が激化することが多く、激烈な眼の痛みと羞明によって、開眼が難しくなることもあります。急激な症状の悪化により、夜間に救急外来を受診するケースも多いです。
電気性眼炎の検査・診断
電気性眼炎の診断は主に問診と細隙灯顕微鏡検査によっておこなわれます。
問診では、大量の紫外線曝露の有無やその時間帯について詳細に確認します。
眼の痛みが強く、開眼が困難な場合は点眼麻酔薬を使用して、開瞼可能な状態にしてから診察をおこないます。
細隙灯顕微鏡検査は、専用の拡大鏡を使用し、細い光線を眼に当てて眼の状態を詳細に観察する検査です。
細隙灯顕微鏡検査によって、角膜表面の微細な変化や異常を確認できます。
より正確な診断をおこなうために、フルオレセイン染色検査が併用されることがあります。
フルオレセインは蛍光色を発する色素で、点眼すると角膜の傷や異常部位が鮮明に浮かび上がります。フルオレセインで眼を染色した後に細隙灯顕微鏡の光線を当てると、損傷部位が黄緑色に光って見えるため、点状の傷を正確に把握できます。

