篠田麻里子の名前が世間の注目を集めている。AKB48の20周年コンサートにはOGのひとりとして登場し、往年のファンからは歓声も上がったが、その裏でメンバーとの微妙な距離感が囁かれている。
篠田といえば、モデル体型と姉御肌のキャラクターで、AKB48 時代には「神7」と呼ばれる顔役としてグループを牽引してきた。卒業後も女優やモデル、実業家として活動の場を広げてきたが、流れを大きく変えたのが、2022年末に報じられた不倫騒動。篠田自身は否定しているが、当時、生々しい音声データが流出するなどその内容が大きな波紋を呼んだものだった。
そんな中、12月18日発売の「週刊文春」が、20周年コンサートの「舞台裏」を詳報している。
「記事によれば、複数のメンバーが不倫騒動でイメージが悪化した篠田と距離を置きたがっていたとのこと。楽屋での同部屋や一緒に写真を撮ることに抵抗感を示したといい、具体的に前田敦子、板野友美、指原莉乃の名前が挙げられていました。前田とは騒動直前の2022年に篠田と4時間半に渡る女子会を開いていたと報じられていたので、関係が悪化していたのは意外でした。板野に関してはA氏を紹介したのが彼女だったようで、顔を塗られた形になったことが原因だといいます」（芸能記者）
気になるのは指原との絶縁関係だ。篠田の不倫騒動では巻き添え事故を食らい、世間に“性事情”が晒されてしまったこともあった。
「A氏との裁判の中で様々なLINEが公開される中で、女性専用のオトナのサービスをする店に通っていた疑惑が浮上。この時、指原は『死にたい』と漏らしていたとも報じられており、怒り心頭だったことがうかがえます。そもそも篠田と指原の関係性はそれ以前から微妙な空気が漂っていて、篠田は『さっしーはイジリづらい』と語り、指原は篠田が結婚した際のコメントに『おめでとう』の一言がなかったことで。不仲との憶測が流れました。また、過去に篠田から高級ブランドのリュックをもらったといいますが、その数年後に篠田本人が真顔で『それ偽物?』と言ってきたエピソードを披露していたことも…」（前出・芸能記者）
篠田は女優、モデル、実業家として以前と変わらぬ活動を再開。今年のネット番組では篠田について「騒動を乗り越えた」という趣旨の特集も組まれていたが…。
「20周年というタイミングで、AKB48 は今年のNHK紅白歌合戦に選出。全盛期のOGメンバーも登場することが発表されています。しかし『神7』の中では、引退した渡辺麻友以外で唯一、篠田だけが落選となりました。『神7』ではない柏木由紀、峯岸みなみがいる中で、明らかに不自然です。篠田に関しては女性を中心にいまだアレルギー反応を示す人も少なくありませんから、NHKも起用しづらかったのでしょう」（スポーツ紙記者）
篠田の完全復活はもう少し先のようだ。