「この愛らしさで40歳、4児の母とは…」秋ドラマの女優ベスト3。話題作全部にいた“森七菜”も凄いけど、度肝を抜かれたNo.1は

「この愛らしさで40歳、4児の母とは…」秋ドラマの女優ベスト3。話題作全部にいた“森七菜”も凄いけど、度肝を抜かれたNo.1は

宮﨑あおい『ちょっとだけエスパー』

 画像:TVerよりこの秋クール改めてその演技力に驚かされたのが『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)において、物語の鍵を握るヒロイン・四季(しき)を演じた宮﨑あおいです。現在の夫に扮する文太(大泉洋)と、未来から彼女を救うために現れた本来の夫・兆こと文人(岡田将生)。ふたりの夫を、ある意味で翻弄するヒロインを演じました。

大泉洋も岡田将生も惑わす、唯一無二のヒロイン力に脱帽

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物語の当初は、文太を本当の夫であると思い込んでいる状態だった四季。文太は仕事として彼女と同居をはじめるが、どんどん四季に惹かれていくのが分かります。うん! だって超可愛いもん! 宮﨑が可愛いことも、演技力が高いことも、もちろん知っていましたが、改めて気づかされたのです。まさに宮﨑が作り上げた“愛され女子”がそこに存在していました。

しかもあざとさの加減が秀逸で、観る者を不快にさせません。文太も兆も彼女を愛し過ぎてしまう訳ですが、その関係性は複雑に絡まり哀しい未来の真実が四季を苦しめます。最終回、涙ながらに文太を殺そうとする姿も、文人を懸命に諭す姿にも心を奪われました。複雑な構成だった本作に、圧倒的な説得力をもたらしたのは宮﨑のヒロイン力といっても過言ではないでしょう。

この愛らしさで40歳…4児の母とは、まさに脱帽です。2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』でお市役を演じる宮﨑。来年も彼女から目が離せそうにありません。

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今回ご紹介した3人の女優は、それぞれの年代・キャリアでしか出せない“味”を完璧に作品に落とし込んでいました。彼女たちが次の作品で見せてくれる新たな顔を楽しみに待ちたいと思います。

<文/鈴木まこと>



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【鈴木まこと】
日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間でドラマ・映画を各100本以上鑑賞するアラフォーエンタメライター。雑誌・広告制作会社を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとしても活動。X:@makoto12130201



配信元: 女子SPA!

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