オリゴ糖が不足すると現れる症状

オリゴ糖が不足すると、オリゴ糖を栄養源としている善玉菌が減ります。それにより、悪玉菌が増え腸内環境が悪くなり様々な症状が現れます。
便秘
オリゴ糖は消化酵素で分解されず、大腸まで直接届きます。オリゴ糖が不足すると善玉菌が減り、悪玉菌が優勢になります。そして腸の蠕動運動が鈍くなり便の移動が遅くなります。その後、排便が困難になり便秘になります。
慢性的な疲労感
免疫細胞の約7割が腸内に集中していると言われています。善玉菌のエサであるオリゴ糖が不足すると、善玉菌が増えにくく腸内の免疫細胞が活性化されないため免疫力が下がります。免疫力が下がると、体を守る機能が弱くなり睡眠をとっても疲れが取れにくくなります。
神経系の不調
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、腸内環境と神経系の関係に注目が集まっています。腸内ではセロトニンなどの神経伝達物質の多くが作られており、腸内細菌のバランスがその産生に影響を及ぼす可能性があるとされています。オリゴ糖は善玉菌の栄養源となるため、摂取することで腸内環境が整い、心の健康にも良い影響を与えると考えられています。ただし、オリゴ糖の不足が神経伝達物質の減少に直接つながるかどうかについては、今後の研究が待たれます。
オリゴ糖を過剰摂取すると現れる症状

下痢
オリゴ糖を過剰摂取すると腸内にあるオリゴ糖が水分を引き寄せるため水分量が増加し下痢になります。また、善玉菌が急激に増え腸が活発に動きすぎるため、おなかがゆるくなることがあります。
腹部膨満感
オリゴ糖は腸内でほとんど吸収されません。過剰摂取してしまうと腸内に留まり発酵しすぎてガスが発生し、胃の不快感や腹部膨満感が生じます。
肥満
オリゴ糖自体は低カロリーで、血糖値を上げにくい甘味料として知られています。そのため、適量であれば肥満の原因にはなりにくいとされています。 ただし、「オリゴ糖入り」と表示された市販の製品には、砂糖やブドウ糖など高カロリーな糖質が一緒に含まれている場合があり、過剰に摂取するとエネルギーの過剰摂取につながり、結果として肥満のリスクを高める可能性があります。製品の原材料表示を確認することが大切です。

