
12月23日に開催された「青の洞窟 SHIBUYA イルミネーションイベント」に、2026年1月16日(金)スタートのドラマ「DREAM STAGE」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)に出演する7人組多国籍ボーイズグループ・NAZE(ネイズ)が登壇。特設ステージでスペシャルパフォーマンスを披露し、集まった人々を魅了した。イベントの模様をレポートする。
■日本人Pと落ちこぼれ7人組による“熱い絆の物語”
「DREAM STAGE」は、世界の音楽シーンを席巻するK-POP業界を舞台に、かつて問題を起こして業界を追放された日本人プロデューサー・吾妻潤(中村倫也)と、韓国の弱小芸能事務所に所属する落ちこぼれ練習生7人が、世代や国籍を越えて共に夢を目指す熱い絆の物語。
選抜に落ちて“負け犬”と呼ばれた練習生たちは、吾妻との出会いで運命が大きく変わり始める。信じあえる仲間との熱い絆で、挫折や葛藤を乗り越え夢に挑んでいく彼らの、爽快で痛快な挑戦を描いていく。
劇中に登場する7人組ボーイズグループ「NAZE」(ネイズ)に選ばれたのは、韓国出身のユンギ、アト、キムゴン、ドヒョク、タイ出身のターン、そして日本出身のカイセイとユウヤ。彼らはデビュー前ながら今回のドラマ出演だけなく、楽曲配信やライブイベント、コンテンツ配信など、すでにさまざまな活動を行なっている。
■人生初のイルミネーション体験に大興奮
今回で8回目の開催となった「青の洞窟 SHIBUYA」は、冬の東京・渋谷を幻想的な青い光で包み込み、渋谷公園通りから代々木公園ケヤキ並木までの800mを青一色の非日常空間に変貌させたブルーイルミネーションイベント。毎年幅広い世代の人々が集まり、大きな賑わいを見せている。
MCに呼び込まれ元気よくステージに登場したNAZEは、アトの合図に続いてメンバー全員で元気にあいさつ。ステージ周辺に集まったNAZEのファンら300人ほどの観客を早速沸かせる。そこから年齢順で自己紹介し、ユンギが「韓国人の方がいたら、手を上げてください」と呼びかけるなど、集まった観客とも積極的に交流していく。
MCから青の洞窟の感想を問われると、ドヒョクは「めっちゃきれいです! キラキラしていてとても楽しいです! ワクワクします!」と笑顔。また、アトとターンには、韓国やタイにもこのようなイルミネーションイベントがあるのかと質問が。
それに対し、アトは「韓国にもあります。ソウルや釜山にも公園やいろいろな観光地にクリスマスシーズンになるとイルミネーションが見られます! 青一色でとてもきれいです! 見られてうれしいです!」とアピール。ターンは「タイでもあります。でも僕はタイでは一回も行ったことはないんです…。それで今日がイルミネーション初体験です!」と明かした。

■現在のチャレンジングな活動にメンバーが喜び
ここでトークは、グループ全員で出演する「DREAM STAGE」の話題へと展開。ユウヤは「僕たちが出演する『DREAM STAGE』は、K-POPの世界を舞台に仲間たちの熱い絆を描く“スポ根ドラマ”です!」と紹介。
本作で演じる役名が自分たちの名前であることについて、カイセイは「ドラマの中でもボーイズグループ・NAZEとして出演しながら、現実世界でもデビュー前ですが、イベント出演や楽曲配信などさまざまな活動をしています! すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と、他に例を見ないスタイルの活動を楽しんでいる様子。
また、TBS公式YouTubooとTVerでは、彼らの素顔と成長を追う配信コンテンツ「ナゼドリ?」も配信中。観客の中でも多くの人が視聴したことがあるそうで、その反応にメンバーも「お~!」とうれしそうな笑顔を見せる。
同番組で思い出に残っているエピソードについて聞かれると、ユンギは「中村倫也さんに最高の差し入れをあげた最近のエピソードが一番楽しかったです。韓国で一生懸命差し入れを選んだので倫也さんに選ばれる時は本当にドキドキしました」と告白。
するとキムゴンも「メンバーみんなが食べるのを本当に好きなので、(韓国の)ハンガンでラーメンを食べた時、みんなが幸せそうに見えて楽しかったです。またみんなで行きたいです!」と撮影中の裏話を明かしてくれた。

■美しいイルミネーションとのコラボに観客も釘付けに
そして、アトが「ドラマの劇中歌でもある僕たちの楽曲『Wanderlust』を披露させていただきます!」と告げ、11月27日より配信されている楽曲「Wanderlust」をパフォーマンス。楽しそうにパフォーマンスするメンバーの姿に観客も釘付けとなり、披露後には大きな拍手が沸き起こった。
パフォーマンス後のトークでは、ユウヤが「中村倫也さんとのお話になりますが、倫也さんが演じる吾妻さんは大人の余裕がある、憧れのすごくかっこいい存在なんです。本番の時はパシッと決めているのですが、撮影前のカメラテストなどの時はカットがかかる前に、おふざけや変顔などをしてくれて現場の雰囲気を和ませてくれるので、大好きです」と撮影中の中村の様子を暴露。
キムゴンも「撮影前の待機時間などで僕たちが緊張しないように倫也さんや池田エライザさん、ハ・ヨンスさんが面白い話や行動をしてくれて、僕たち緊張しなかったです。撮影が始まると、自分の役に集中して完璧な姿を見て、“さすが!”となり、毎回かっこいいと思います」と、撮影現場の和やかな雰囲気を明かした。
ドヒョクが「最後は皆さんで盛り上がっていただきたいです!」という言葉に続けて、星野源の「恋」を披露。楽曲が会場にかかると、観客から声が上がった。NAZEはステージサイドに集まった観客たちにも目線を運ぶなど、会場に集まったファンと交流も。最後は各々のハートポーズでアピールした。
イベントの最後は、ユウヤがメンバーを代表して「本日はお越しいただき、そして足を止めて見ていただき、ありがとうございました! これから金曜ドラマ『DREAM STAGE』と僕たちNAZEのことも応援よろしくお願いいたします!」とあいさつ。続けてメンバー全員で「皆さん、素敵なホリデーをお過ごしください」と伝えると、会場は温かい拍手で包まれた。


