③責任転嫁する
「中学受験は親の受験」とか「親が8割」とか言われたりすることがあるので、プレッシャーを感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
確かに、子どもの勉強に関して、親御さんがサポートしてあげられることはいろいろあると思います。
適切なサポートをすることで、子どもの能力を引き出すことも一定程度できるでしょう。
しかし一方で、子どもの性格や能力は持って生まれた遺伝的な素養によって決まっている割合も大きいものです。
性格は4割ほど、IQなどは6~7割くらい遺伝で決まっているそうです。
また、環境による影響も、家庭環境よりも学校などの外的環境の方が大きいそうです。
ですから、「自分の育て方にかかっている」と全てを抱え込んだりせずに、「自分がコントロールできないことに関しては自分の責任ではない」と、正しく認識していきましょう。
そうすれば、また1つ気持ちが楽になるはずです。
まとめ
以上、親の心が先に折れそうになったときの対処法でした。
多くの場合、心が折れそうになるのは、「間違った思い込み」から勝手に心の重荷を増やしてしまっているときです。
それらを手放して、ありのままのお子さんを受け入れることから始めましょう。
そして、親子で一緒に成長することに意識をむけてくださいね。
菊池洋匡中学受験専門塾 伸学会代表。開成中学・高校・慶應義塾大学法学部法律学科を卒業。算数オリンピック銀メダリスト。著書に『小学生の勉強は習慣が9割 自分から机に向かえる子になる科学的に正しいメソッド』(SBクリエイティブ)『「やる気」を科学的に分析してわかった 小学生の子が勉強にハマる方法』(秦一生氏との共著、実務教育出版)『「記憶」を科学的に分析してわかった 小学生の子の成績に最短で直結する勉強法』(実務教育出版)。伸学会HP:https://www.singakukai.com/→記事一覧へ