
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ひとりで世界を旅しながらさまざまな出会いを描いている漫画家・ヨハヌンさんの『インド人に「推しの神様」について聞いた話』をご紹介しよう。
同作は、ヨルダンの宿で偶然同じ部屋になったインド人との出会いがもとになった作品。以前ヨハヌンさんのX(旧Twitter)にポストされると、1万もの「いいね」が寄せられている。そこで作者のヨハヌンさんに、海外異文化交流の楽しさや今後の展望について話を伺った。
■宿泊先で一緒になったインド人と盛り上がった話題は“推しの神様”

ある日、ヨルダンの宿に到着したヨハヌンさん。同室になった外国人がお祈りの準備をしており、ヨハヌンさんは彼の風貌から「あなたは...インド?」と声をかけると、インド人の彼は首をかしげる。インドでは「YES」の時に首をかしげる習慣があるようで、ヨハヌンさんは一瞬「NO」かと錯覚したという。
また、ヨハヌンさんがインドの神様をたくさん知っていることに興奮するインド人。さらにインド人に、お気に入りの神様がいるか聞いてみると...。読者からは「インドの神について初めて知れて勉強になった」「首かしげるのが『YES』になるとは…」などの声が寄せられている。
■「価値観が日本とインドで全く違うんだな~」と改めて感じた作者のヨハヌンさん

――そのインド人の方が持ち歩いていた「簡易的なお祈りセット」は、具体的にはどんなものだったのでしょうか?他のインド人も持ち歩いているものなのでしょうか?
イラストで描いた祭壇です。インドでは各家庭に祭壇があるそうですが、この方は旅行中だったため携帯していたのかと思います。像や、神様のイラストなど飾っておられました。他のインド人も持ち歩いてるかもしれませんが、携帯してる方を見たのは一度きりです。
――インドの宗教観・信仰の熱さと、日本の宗教観の違いをどのように感じましたか?
生まれた頃から「世界とはそういうもの」と教わって生きてきた価値観が日本とインドで全く違うんだな〜と改めて感じて好奇心が強まりました。日本では「宗教」と聞くと怪しく聞こえる場合も多いですが、「困ったら神頼み」とか「ポイ捨てするとバチがあたる」とか意識していないけどうっすら信仰してるものはたくさんあると思います。同じような、「本人すら気づいてないうっすらと信仰してるもの」みたいな感じが、インド人にもたくさんあるんだろうな〜と思ったら色々と聞きたくなりました。
――世界中を旅されているとのことですが、漫画のネタになるようなエピソードは普段どのように記録・ストックされているのでしょうか?
写真や動画を撮ったり、印象的な人・食べ物・場所に出会った時の話や感情はスマホのメモに残しています。
――これまでに旅で出会った他の方には日本の神様について興味深々で聞かれたという経験はあるのでしょうか?
神道の「川や山や食べ物など自然に神が宿る」といった話をすると喜んだり、興味を持ってあれこれ聞いてくれる外国人は多くいます。またイスラム教の方に「日本は一応仏教と神道が多いけど、お祈りしたり教えを聞いたりするわけじゃないから無宗教だと思ってる人が多いよ」という話をしたら硬直して驚いてました。
――これから訪れたい国、興味がある文化はありますか?
東欧・中央アジアはまだまだ行きたい国が残っているので、行ってみたいですね。トレッキング・観光・ご飯が一番の楽しみですが、その地域に住む人がどんな暮らし・やりとりをしてるか、どんなジョークを言って笑ってるのかなどを知りたいです。
――最後に、作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも読んでいただきありがとうございます!!
海外旅行の楽しさや、人の出会いや、ひやっとすることなど含めて、旅気分を味わってもらえたら嬉しいです。

