ネズミに咬まれたら要注意! 「鼠咬症」の潜伏期間・症状・合併症を解説

ネズミに咬まれたら要注意! 「鼠咬症」の潜伏期間・症状・合併症を解説

鼠咬症の治療

鼠咬症の治療では入院加療によって抗菌薬を用いた薬物療法がおこなわれます。いずれの病型でも、ペニシリン系の抗菌薬が第一選択となり、点滴で投与されることが一般的です。その他「ストレプトマイシン」「テトラサイクリン」などの抗菌薬が用いられることもあります。

ペニシリンやストレプトマイシン、テトラサイクリンなどの抗菌薬にアレルギーがある場合や、心内膜炎などの合併症を認める場合には、他の抗菌薬が用いられることもあります。

鼠咬症になりやすい人・予防の方法

現在、国内での鼠咬症の発症例はごくわずかで、発症する可能性は極めて低いといえます。しかし、過去には野生のネズミの多い田舎や貧困地域、密集した都市部などで発症が認められているため、現在も野生のネズミに咬まれないよう注意が必要です。

ネズミやモルモットなどを販売するペットショップの店員や、動物実験をおこなう従事者も鼠咬症のリスクがあるといえます。職業柄ネズミを扱う場合には、咬まれないように十分な対策を講じることが重要です。

また、家庭などの屋内でネズミを発生させないためには、ネズミの生息しにくい環境に整えることが重要です。ネズミは雑食であるため、餌となりうる食べ物や生ごみ、ペットの餌などは放置せずに片付けるようにしましょう。ネズミに巣を作らせないよう、押し入れなどの収納やタンスの裏、物置などは定期的に掃除して衛生的に保つことも大切です。

このほか、ネズミの侵入路を塞ぐために、扉や壁が壊れている場合には早急に修理したり、エアコンの配管などにすきまがある場合にはモルタルなどで埋めたりすることも有効です。


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参考文献

NIID国立感染症研究所「石垣島での鼠咬症症例について」

NIID国立感染症研究所「ラット咬傷歴が認められない鼠咬症例」

配信元: Medical DOC

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