ムーニーマン/ユニ・チャーム株式会社
乳幼児育児経験者の“当たり前”として存在する「テープ型紙おむつ」ですが、日本に誕生したのは1980年代、初代ムーニーによる日本初の試みでした。以来44年の間に、立体ギャザーの漏れ軽減や世界初となるパンツ型の誕生など、現在も成長段階に合わせた設計を提案し続けているといいます。

グローバルベビーケア SBUマーケティング本部 ジャパンブランドマネージメント部 アシスタントブランドマネージャー 松永愛理さん
選出された最新のムーニーマンは、マシュマロのような優しい肌触りが特徴のマシュマロフィット設計。ウエストまですっぽり覆える設計で、漏れにも安心な作りになっています。

さらに寝返りからハイハイ時期の赤ちゃん向けに、背中へのうんち漏れを軽減するために「ゆるうんちポケット」がついたおむつもラインナップされ、それぞれ赤ちゃんの快適さはもちろん、お世話のしやすさにも徹底的に配慮した姿勢がうかがえました。
アロベビー ベビーソープ、アロベビー フォーキッズ ボディソープ/株式会社SOLIA
2013年に誕生した国産オーガニックのベビースキンブランドから、ベビーソープと、キッズラインのボディソープが選出。

「赤ちゃんとのふれあいを奏で、『愛』育む」をコンセプトに、国産オーガニック、99%以上天然由来成分、8つの無添加、新生児から使えるーーという4つのこだわりが詰まった商品は、ベビーソープのほか保湿ケア、マタニティケア、UVケアと多岐にわたっています。

左から、髙橋礼華さん、マーケティング部スタッフ 大澤香里南さん、同社スタッフ
「ひとりでも多くの赤ちゃん、ママ・パパの生活を彩れるようにつとめたい」と、同社の大澤さんが話しました。
パ・キット/株式会社永谷園
袋の中にパキっと折ったパスタを入れ、軽くもみ、13分間レンジで温めれば完成してしまうという、余力1%でも作れる超時短パスタソース「パ・キット」。袋の中でパスタを茹でてしまうという大胆な発想が、忙しい共働きママパパの心をつかみ、見事選出となりました。

手軽すぎる調理方法もさることながら、計5種類のパスタソースが楽しめるフレーバーの美味しさと充実度も人気の秘訣ではないでしょうか。

マーケティング本部 三田友理恵さん
「お皿に盛らず、袋のまま食べてしまう」というユーザーの声も多いそうで、同社の三田さんは「そういった食べ方もぜひやっていただきたい」と薦めていました。
「パンパース」はじめての肌へのいちばん テープ はじめての肌へのいちばん テープ3S さらさらケア テープ/P&Gジャパン合同会社
1950年代に紙おむつの開発を開始し、1962年に初代パンパースを発売して以来、130カ国、5千万人以上の赤ちゃんが利用しているという「パンパース」。選出となったのは、スタンダードな「さらさらケア テープ」と、特に刺激からお肌を優しく守ることを徹底した「はじめての肌へのいちばん」でした。

BabyCare Senior CommunicationsManager 大木淑恵さん
「はじめての肌へのいちばん」は、新生児など肌が特に敏感な赤ちゃんのための設計に徹底。コットンのようなふわふわ素材、ワセリン配合シートでの摩擦防止、そして3D穴開きメッシュで「ゆるうんち」を素早く吸収し、おしりを優しく守ります。

左から、髙橋さん、大木さん
同社の大木さんは、「今後もおむつ関連の悩みをサポートしていきたい」と展望を語りました。
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赤ちゃんに直接かかわわる商品からママ・パパをサポートする商品、そして生活を豊かに導く商品など、個性豊かな選出となったマザーズセレクション大賞。たしかに次世代のママ・パパに伝えたくなる、納得の商品ばかりですね。
(取材・文=有山千春)
