
オリーブ栽培とオリーブの木・食品・化粧品の製造販売を手掛ける日本オリーブが、10月25日(土)、瀬戸内海を一望できる自社牛窓オリーブ園にて、第32回牛窓オリーブ収穫祭2025「オリーブづくしの一日」を開催する。
「オリーブづくしの一日」を開催

オリーブ収穫祭の山頂広場
牛窓オリーブ園のある岡山県瀬戸内市牛窓町は「日本のエーゲ海」と称される瀬戸内海に面した港町で、香川県の小豆島と並ぶ日本有数のオリーブオイル産地として知られている。牛窓オリーブ園では、約2,000本のオリーブを栽培。牛窓の絶景が一望できる丘陵地に位置し園内には「恋人の聖地」に認定された3回鐘を鳴らすと幸せになるとされる「幸福の鐘」や、牛窓の絶景とこだわりのコーヒーが楽しめる専門カフェ「山の上のロースタリ」などがあり、人気の観光スポットだ。
第32回牛窓オリーブ収穫祭2025「オリーブづくしの一日」は、10月25日(土)に開催。当日は、オリーブの収穫体験(無料。実は持ち帰り不可)、搾油実演と搾りたてオイルの試飲(無料)、こだわりのオリーブオイルを使ったオリーブ料理(有料)、工作教室(オイルモーション作り)、オリーブコンサート、オリーブの苗木育て方講座、瀬戸内市移動遊び場プレーカー、子ども広場(屋外迷路・射的など縁日)、オリーブの商品販売、地元の特産品やクラフト等の出店などさまざまな催しが予定されている。また、大鍋でのパエリアの提供は、牛窓オリーブ収穫祭の目玉イベント。整理券(チケット)順420名分限定の無料試食と1杯500円で84食限定がある。
約2,000本のオリーブが育つ牛窓オリーブ園

第⼆次世界⼤戦中、岡⼭県有数の商家の第11代当主であった服部和⼀郎は「⾷料確保のため、⼭を芋畑に」と軍部から要請され、「芋畑にすると、瀬⼾内の素晴らしい景観が損なわれる。オリーブは薬⽤になり、⾷⽤になり、灯⽕にもなる」と考え、1942年4⽉19⽇、開墾した阿弥陀⼭中に、平和の象徴としてオリーブを植樹したのが始まり。現在、約10haに約2,000本の規模で栽培を⾏いながら、年間約9万⼈(2018年度)が訪れる岡⼭県南有数の観光スポットとなっている。年中無休。⼊場無料。
