猫に触れさせてはいけない『危ないおもちゃ』3つの特徴 思わぬ事故に繋がる可能性も

猫に触れさせてはいけない『危ないおもちゃ』3つの特徴 思わぬ事故に繋がる可能性も

3.目の障害やストレスになりうるレーザーポインター

レーザーポインターで遊ぶ猫

猫用おもちゃの中には、壁や床に照らして遊ぶレーザーポインターがあります。ヒモなどがないため、部屋中のあちこちに「獲物」を動かすことができ、猫の運動不足解消に役立ちます。なにより飼い主も腕をたくさん振らなくてよいので、ラクに長時間遊んであげられるでしょう。

ところが、捕獲できないことによるストレスを抱えてしまう可能性もあります。また猫の目は暗いところでもよく見えるように、わずかな光を増幅する仕組みを持っているため、レーザー光を直接見てしまうと、光を感じ取る網膜が損傷する恐れがあるのです。特に遊びに夢中になって、ふと振り返った際には、飼い主が持っているポインターを直接見てしまうリスクがあります。

猫は飼い主に目の異常を訴えることができないため、気づいたときにはすでに重度の損傷を受けており、失明に至る危険もあります。また、片目だけが損傷した場合でも、猫は残ったもう片方の目で生活できてしまうため発見が遅れることもあるのです。

まとめ

羽根のじゃらしで遊ぶ子猫

今回は、猫にとって危ないおもちゃ3つの特徴を紹介しました。ペットショップなどで売られている猫専用のおもちゃであっても、実際には猫にとって危険な製品もたくさんあることを認識しておくとよいでしょう。

特に誤飲による腸閉塞や窒息は、命に関わる重大な問題です。不要な悲しい事故を起こさないためにも、「ちゃんとしたショップの商品だから大丈夫」「市販品だから安全」という思い込みは持たずに、危険なおもちゃはできるだけ避けるように注意してください。

また、どうしてもこれらのおもちゃで遊ぶ時には、飼い主さんが終始目を離さずに見守ること。そして、遊び終わったら猫がひとりで取り出せない場所に、しっかりと保管する習慣をつけると安心です。

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