<プロフィール>
三松真由美さん
恋人・夫婦仲相談所 所長 執筆家
夫婦仲、恋仲に悩む女性会員1万3千名を集め、「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演、メディア取材、連載多数。セックスレス改善提案に定評がある。日本フェムテック協会顧問。2024年に恋人・夫婦仲相談所のオウンドメディア『トキメキ』始動。相談事例をショートドラマで配信、若手後継者とのYouTube配信など時代に合わせて女性の悩みに寄り添い続ける。
じつは更新されていないのかも?昔と今の夫婦像
専業主婦世帯と夫婦共働き世帯の割合が初めて逆転したのは90年代になってから。完全に逆転したのは90年代後半に入ってからです。それ以前は、誰もが名前を聞いたことがあるような大手企業に勤めている女性でさえ、結婚したら仕事を辞め、専業主婦になることがほとんどでした。夫が大黒柱として外で働き、妻が家を守るというスタイルがふつうだったそうです。バブルの残り香ただよう時代。イクメンなどという言葉はまだなく、家のことは妻に任せきり、という家庭も少なくなく、夫婦のパワーバランスが今とは違っていました。
現在は、ライフスタイルが変化しており、妻も働くケースが増え、妻も夫も同じくらい子育てをしないと成り立たなくなっています。しかしよく考えると、30~40代のいわゆるミレニアル世代の夫婦たちの親は、50代後半から60代くらい。まさに昭和の「パパが大黒柱だった時代」の、ママたちに育てられてきた世代。
「パパのおかげで暮らしていると話すママたちに育てられているから、そこが抜けきらないのでは?」と話す三松さん。時代が変わっても、イメージする夫婦像は、さほど昔と変わっていないのかもしれません。
令和夫婦の切っても切れない課題は「家事分担」
今、若い世代から寄せられる夫婦の悩みで多いのは、圧倒的に「家事分担」についてです。「昔は妻がそれは私が全部やります、ですむケースも多かったかもしれません。しかし現在では、そうは言っていられませんよね。話を聞くと、妻がやって欲しい家事のレベルに夫が達していない状態で、納得がいかないということが多いです。また、子どもが急に発熱してしまった際の保育園の送り迎えは妻ばかり…などの声も」。
日々のこまかい家事や育児の不満から、夫婦げんかが大きくなってしまう場合があるのだそう。

