これは、以前付き合っていた彼とのお話です。彼は、私の前に付き合っていた元カノと仲の良い友だち関係でした。そのため、彼が男女の友人たちで集まる機会には、当然のように元カノの姿もあったようです。そんなある日、私も含めたみんなでクリスマス会を開くことになったのですが……。
元カノと彼との距離
彼の友人を含めたクリスマス会をおこなうことになりました。私が、彼の友人たちが集まる場に参加するのは初めて。彼の友人たちは私よりも全員年上で緊張もありましたが、和気あいあいとした雰囲気だったこともあり、私も次第にその場に馴染んでいけました。
彼の横にいた私ですが、そんな私たちのもとにひとりの女性が近づいてきました。料理を取り分けたり、追加の飲み物を彼に渡すその女性……。独特な空気感と、彼との距離の近さで、私は直感的に「この人が彼の元カノか」と悟りました。
元カノのさりげない挑発
その後、私はテーブルの飲み物や取り皿が少なくなっていることに気づき、キッチンへ。すると、彼の元カノが私に歩み寄ってきました。
そして「彼ってさ、こういうときに彼女が動いていても気に留めないでしょ? 普段はすごくやさしいのにね」と、彼女は笑いながら話しかけてきたのです。
まるで、自分のほうが彼のことを知っているとでも言いたげな表情でした。何か言い返したい気持ちはあったものの、私はせっかくのクリスマス会の雰囲気を壊さないよう、込み上がる気持ちを抑えて元カノへ笑顔を返しました。

