
広島県江田島市では、江田島市観光協会が運営する地域特産品販売所「えたじまーれ」が、2月に誕生した。
地元の味、島の風景、人のぬくもりを感じられるよう、今後は飲食スペースも整えながら、市民も、旅人も、こどもから大人までだれもがふらっと立ち寄り、心がほっとほどける、そんな場所を目指しているという。
土産品も買える特産品販売所「えたじまーれ」

「えたじまーれ」は、土産品も買える特産品販売所。江田島の自然が育てた旬の味と、生産者のまごころを届けている。
産直の新鮮な野菜や、

秋から春は特産品の柑橘類も人気だそう。

お土産に人気のネーブルマーマレードやジャムなどの加工品、手土産のお菓子類も販売している。

また、人気急上昇中のマスコットキャラクター・えたぼうの「えたぼうクッキー」もおすすめとのこと。

ほかにも、島で長年愛され続けている醤油や味噌などの調味料、冷凍牡蠣やジビエ、地鶏などの加工品やスイーツなども人気だという。

さらに、思い出の品にしたい紙布(しふ)などの江田島グッズや、

特産品の切り花もある。

地酒やクラフトビールは、全国のファンに愛されているという。

牡蠣の妖精・えたぼうのグッズはここにしかない、「えたじまーれ」のオリジナル。


「えたじまーれ」では観光案内も行っており、観光パンフレットや観光マップなども置いているので、江田島市観光の際は立ち寄ってみよう。
「えたじまーれ」オープンの背景
江田島市には、体験型修学旅行の民泊事業や観光振興の取組の中で、「特産品や地元産物を購入できる場所が欲しい」という要望が多く寄せられてきたという。
このため、平成29年に設置した市の6次産業化・地産地消推進協議会で、生産・加工・販売を一体的に進める取組を検討。令和5年度、「JAひろしまから江田島アグリセンター」活用の了承が得られ、江田島市の特産品や農水産物を販売する特産品販売所として「えたじまーれ」を開設することになったそう。
運営は江田島市観光協会が担い、JAひろしま、商工会、漁業振興協議会などの関係団体と連携して、販売や観光情報の発信体制を整えているところだという。
また、「えたじまーれ広場」「路地裏のガレージ」を活用したイベントの開催や、市内外の事業者と連携し、観光拠点化を目指して取り組んでいる。
