
学生時代から漫画を描いているのぞみわたるさん(@nozomiwataru)は、SNSやブログを中心に漫画を公開している。シンプルながらもクスッと笑えて読みたくなる「のぞみわたるのギャグ漫画」は、定期的に投稿されている人気作品である。今回は、遅刻しそうな男性と、娘を喜ばせたいパパの二つの作品を紹介するとともに、作者に本作が生まれた経緯について話を聞いた。
■パルクールで改札を飛び越える男


予定よりも遅く家を出た男性は、遅刻を避けるために猛ダッシュで駅へ向かう。塀を飛び越えたり、壁を登ったり、まるでパルクールのようだ。ようやく最寄りの駅に到着すると、男性は改札を切符を通さずに跳び箱のように飛び越えてしまう。駅員に「おい無賃乗車!」と注意されると、男性は予想外の行動に出るのであった。
本作が生まれたきっかけについて、のぞみわたるさんは「人は誰しも改札を通るときにお金を払いたくないと思うじゃないですか。でも、パルクーラーなら障害物(改札)をそのまま飛び越えたとしても何の違和感もないと思うので、駅員さんも無賃乗車に気づかないのではと」と笑顔でジョークを飛ばす。そして、「もし生まれ変われるなら、来世はパルクーラーになりたいです」と話してくれた。
■娘のために…クレーンゲームの奇策


もう1つの作品は、娘とクレーンゲームを楽しむパパの物語である。街を歩いていると、娘がクレーンゲームを発見し、くまのぬいぐるみが欲しいとおねだりする。パパはぬいぐるみの配置を見て、「これだと案外すぐに取れそうだな」と感じた様子。そしてパパが取った行動は、ゲームを始めるのではなく、取り出し口から機械の中に入って素手でぬいぐるみを取ろうとすることだった。娘はそんなパパの行動に衝撃を受けるのであった。
取材協力:のぞみわたる(@nozomiwataru)
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