大阪府警"捜査のスペシャリスト"が12歳少女にパパ活わいせつ「欲望に負けました」法廷でこぼした涙

大阪府警"捜査のスペシャリスト"が12歳少女にパパ活わいせつ「欲望に負けました」法廷でこぼした涙

●被告人が涙した「上司の言葉」

弁護人からの書証では、被害者2人の両親と交わした示談書のほか、性加害の再発防止プログラムを受診する計画書、事件発覚後に実名と顔写真付きで報道されたことなどが取り調べられた。

また、証人尋問では、被告人が新卒で大阪府警で勤務した当時の上司が出廷した。現在に至るまで家族ぐるみの付き合いがあり、身柄勾留中も複数回面会したという。事件を知った際は「腰が抜けるほど衝撃だった」と語った。

上司は、被告人について、とにかく一生懸命で、生活安全課では「捜査のスペシャリスト」と呼ばれていたことや、最終的に警視に任命されたのも責任ある立場を任せられる素養があったと証言した。

一方で、実名報道や、退職金が支払われない現実に触れつつ、「これらは本人がやったことですので」と述べ、擁護一辺倒ではない姿勢も示した。

「世間から酷い目で見られても、私は助ける。立派に更生し、家族のために生きていけるよう助けていく」と語った場面では、被告人は涙を流していた。

●「強い欲望、刺激に負け…」当時の心境

弁護側の被告人質問で、被告人は、被害者やその家族、大阪府民、全国の警察官に迷惑をかけたとして謝罪した。

家族について問われると、妻から「子どもを傷つけたのを絶対に許さない」と告げられたことを涙ながらに明かし、子どもの生活への影響についても語った。

弁護人:警察官として、法を犯したらどうなるかわかってたのでは?
被告人:最初は軽い気持ちでマッチングアプリに手を出し成人女性と会っていたのですが、未成年と出会い普通でない感覚になり、それをまた味わおうと…。

弁護人:その気持ちは止められなかったのですか?
被告人:強い欲望、刺激に負け、バレなきゃ大丈夫だろうと。

現在は、家族からGPSによる行動把握や、スマートフォンへの新規アプリのダウンロード禁止、検索履歴を消せない設定など、厳しい管理を受けているという。

提供元

プロフィール画像

弁護士ドットコム

「専門家を、もっと身近に」を掲げる弁護士ドットコムのニュースメディア。時事的な問題の報道のほか、男女トラブル、離婚、仕事、暮らしのトラブルについてわかりやすい弁護士による解説を掲載しています。