
とある豪邸に暮らす、物静かな女子高生のお嬢様。そして、そんな彼女を偏執的なまでに愛する執事・ミカヅキ。
お嬢様のすべてを知りたい、守りたい、独占したい。ミカヅキの過保護で変態的な愛情はときに暴走。同じ屋敷で働くメイド・シノノメの冷ややかな視線さえどこ吹く風。今日も彼は全力で、お嬢様へ度がすぎた愛を捧げ続けています。
しかし実は、ミカヅキにもお嬢様にも、互いに言えずにいる「ある秘密」があって…。
少し不穏で、でもどこか愛おしい。純愛(?)系執事とお嬢様のエピソードをお送りします。
※本記事はせかねこ著の書籍『ミカヅキのお嬢様備忘録 VOL.1』から一部抜粋・編集しました。
メイドのシノノメさん

最後の別れ


