災害ごみの種類・分別・搬出など対策・ポイントを学び、適切に処分を

災害ごみの種類・分別・搬出など対策・ポイントを学び、適切に処分を

災害ごみ発生後の処分方法

写真:PIXTA

災害ごみの基本的な処分方法も、事前に確認しておきましょう。

自治体の仮置き場・集積所情報を確認

ごみの捨て方は、災害の状況に応じて自治体が決定します。

通常のごみ捨て場に出せるのか、仮置き場が設置されるのか、ごみ処理施設に持ち込んでもよいかなど、自治体の方針を確認しましょう。

家庭での一次分別と安全確保

家の外に不用品を出し、家具、家電、布製品などごみの種類ごとに分別してから集積所に運びます。

家の損壊が激しく倒壊の危険がある場合などは、安全確保を優先してください。

搬出時の人員・車両手配

災害ごみの運び出しには、人手を要します。仮置き場が遠い場合には、トラックなど車の手配も必要です。

地域の人と声を掛け合って助け合い、災害ボランティアの手も借りるようにしてください。

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事前にできる災害ごみ対策

写真:PIXTA

災害ごみを「出さない」あるいは「減らす」ために、事前にできる対策があります。

家具固定

地震に備え、タンスなどの家具をL字金具や突っ張り棒で固定しましょう。前開きの食器棚は、地震の揺れで扉が開いて食器が散乱しないように耐震ロックを取り付ける方法があります。

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断捨離

不用品はため込まずに、処分しましょう。作り付けのクローゼットや押し入れを活用し、家具を減らすのも一案です。

浸水対策

ハザードマップで浸水のリスクを確認し、必要に応じて土のうや水のうを用意しましょう。
貴重品や思い出の写真などは家の2階や押し入れの上段などにしまうなど、被害に遭うリスクを想定のうえ収納しましょう。

飛散防止

台風の接近時には、庭やベランダに出ている物をしまうかひもで固定するなど、飛散防止の対策をしておきましょう。

配信元: 防災ニッポン