重なる偶然、判明する共通点
その方は四国に居ながらもお遍路をまわったことはないとのこと。しかし、たまたま、その日から、奥さんと娘さんがお遍路を始めたとのことで、家に帰っても暇だったこともあり、Uターンしてくださったそうなのです。
聞けば、奥さんと娘さんがお遍路を始めたきっかけは、愛犬が亡くなったこと。しかも、なんと柴犬!

我が家に愛犬が来たのは、娘が小学校4年の運動会の日だったかな。その男性も同じころに飼い始めたそうです。娘の希望で。
娘の希望という点も同じです。こんな偶然が重なることがありますか?? お互いに、鳥肌が立ちました......。
「同行二人」を感じられた瞬間
実は私は信仰にご縁がなく、いわゆる無信仰者なのですが、空海さんのファンです。
「同行二人」。あの時は、ほんとうに空海さんが隣にいるように感じました。
これが四国のみなさんの温かさ、お接待なのですね。せめてお礼をしたかったのですが、ガソリン代も受け取っていただけませんでした。
お名前もお聞きできませんでしたが、あの時の御恩は一生忘れることはないでしょう。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)などを明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)
