3.「ダメ」
猫を叱る際に「ダメ!」と声をかけるかと思います。猫がイタズラをしたときすぐに短い言葉で叱るのは、猫のしつけに有効だとされています。叱られていることがわかれば、猫もそれをしてはいけないということがだんだんわかってくるでしょう。
ただ、猫にすれば叱られるのはイヤなことです。叱られるときの言葉も嫌いになります。しつけとしてやむを得ないこともありますが、家具への爪とぎなど、猫のイタズラの多くは、猫の習性によるもので仕方がないことです。イタズラをされないよう、飼い主さんが事前に対策しておく方が得策といえます。
また、粗相などはトイレが汚れていたり、ストレスを抱えているなど事情がある場合も。猫がなぜそれをしてしまうのか、原因を探ってみて下さいね。
4.「悪い子」
猫の困った行動に、そのたびに「悪い子」と言い聞かせていると、猫も悲しくなってしまいます。「悪い子」と言いながら、猫の名前も合わせて呼んでいると、猫が自分の名前を嫌いになってしまうことがあるので気をつけましょう。
罵るような言葉も同様で、猫はマイナスな空気感を感じ取ることが得意です。できるだけ、否定的な言葉は猫には言わないであげてくださいね。

