砂糖の糸でクッキーを縫っていくように仕上げたら……。緻密な作業に圧倒されるアイシングクッキーの動画がYouTubeチャンネル「まんなたぬきManna-Tanuki」に投稿されました。記事執筆時点でこの投稿の閲覧数は5万9000回を突破し、「神業すぎる…」「飾っておきたい」といった声が寄せられてました。
わくわくする菓子づくりを発信するまんなたぬきさん
投稿者はアイシングクッキーを中心に見る人の心が踊る動画を発信しているまんなたぬき(@maaco414)さん。SNSでは驚きの作品を数多く公開しており、以前には抹茶味の「きのこの山」を用いた斬新なアートが反響を呼びました。今回話題になったのは、まさに布地に刺しゅうを施していくかのような、繊細なアイシングクッキーです。
気の遠くなるような格子づくりから始まる芸術
まずは細長いクッキーの表面に白色のアイシングで格子状の線を引いていくところから始まります。ひとつひとつの枠の幅は、わずか1ミリから2ミリ程度。細かく区切られたマス目が、丁寧に描き出されていきます。
そして次は、その無数の小さな枠に、カラフルなアイシングを一点一点、丁寧に置いていく作業です。まるでクロスステッチで布地を縫い進めていくように、少しずつ、確実に、作品が姿を現していきます。赤い背景に映える白のチェック柄、艶やかなヒイラギの実、愛らしいジンジャーブレッドマン。ドット絵のような手法でそれぞれのモチーフが浮かび上がっていくのです。
キャンディースティックや雪の結晶を描き込めば完成です! クリスマスを象徴するアイテムたちが一列に並んだアイシングクッキーが誕生しました。この繊細な作業工程を目の当たりにすると、もはや食べるのがもったいないと感じてしまいます。

