保育園の先生から「気になる様子が」と言われた筆者の妹の知人・亜矢さん(仮名)。発達外来を受診すると、医師が指摘したのは意外なことでした。数ヶ月後の変化に驚きの声が……!?
先生からの指摘
ある時、亜矢さんは息子の保育園の先生から突然呼び出されました。
「お子さん、落ち着きがなくて。集団行動も苦手なんです」
「一度、専門機関で診てもらっては」
その言葉に、亜矢さんは「もしかして発達障害……?」と頭が真っ白に。
思いもよらなかった言葉に、これからの生活への不安がよぎります。
戸惑いながらも、「今の息子の状態を詳しく知ることは、これからのサポートに繋がるはず」と考え、プロの意見を聞くために、亜矢さんは発達外来を受診しました。
医師が指摘した意外なこと
診察の結果、医師はこう告げます。
「現時点では、発達障害の診断基準には当てはまりません」
それを聞き、亜矢さんは少しだけ肩の荷が下りるのを感じましたが、医師の言葉には続きがありました。
「ただ、脳波検査を見ると寝返りが多くて。睡眠がこま切れになってますね」
確かに。 息子は夜なんども大きく寝返りをしたり、寝ぼけたりしていました。
「お子さんによって必要な睡眠量は異なりますが、この年齢だと9時間以上の睡眠が理想です。もし睡眠の質が低下していると、日中の集中力や情緒に影響を与えることもあります」
「例えば、湯船にしっかり浸かって体を温め、リラックスした状態で入眠を促すのも一つの方法ですよ」
医師の言葉に、亜矢さんはハッとしました。
仕事と家事の両立に追われ、効率を優先してシャワーだけで済ませてしまう日が続いていたのです。
もちろん、それだけが理由ではないかもしれませんが、改善できるポイントが見つかった気がしました。

