50代が求めているのは「ときめき」より「老後の安心」
なぜ50代独身男女は、パートナーを求めるのでしょうか。そこには20-30代のような「ときめき」ではない、切実な本音がありました。

最も多い理由は「老後の人生を誰かと安心して過ごしたいから(24.0%)」です。
特にエリア別に見ると、「北海道・東北エリア」は「老後の安心」を求める割合が26.6%と全国で最も高くなっています。冬の寒さが厳しい地域ほど、将来への不安を共有できる「人生の伴侶」を切実に求めている実態が可視化されました。
欲求はあるのに、8割が「行動せず」。最大の壁は環境にあり
「老後の安心」のためにパートナーが必要だと感じながらも、実際の行動には移せていないのが実情です。

データによれば、全体では「特に何も行動していない」層が約7〜8割に達します。その割合が最も高いのが「関東エリア(91.6%)」、次いで「四国エリア(88.3%)」でした。
なぜ、ここまで動けないのでしょうか。その障壁となっているのは、「自身の性格」や「物理的な環境」の問題です。


行動の阻害要因を聞いたところ、多くの人が「年齢的に相手にされるか不安」と回答。次いで、「出会いのきっかけや場所がない」という回答も多くなっています。
エリア別に見ると、「北海道・東北エリア」と「関東エリア」で2人に1人が「年齢」をハードルとして挙げています。
