伝説の復活。55年の時を経て再び光を宿す「新宿の目」
撮影:蜷川実花
新宿駅西口の地下広場に鎮座する「新宿の目」は、彫刻家・宮下芳子氏によって制作された高さ3.4m、幅10mの巨大な作品です。かつては内部の照明が輝き、瞳の部分が回転するギミックを備えていたこの作品は、高度経済成長期の新宿を象徴する前衛的なアートでした。
今回の企画では、12月24日(水)から1月4日(日)までの期間限定で、この「目」に再び光が灯ります。特に大みそかから元旦にかけては、翌朝8時までの特別点灯を予定。
※予告なく点灯日時が変更となる場合がございます。
長らく静かに街を見守ってきた「目」が、現代のデジタル技術と共鳴するように再び輝き出す瞬間は、古くからの新宿を知る人にも、初めて目にする若者にも、時代を超えた感動を呼ぶはずです。
「新宿の目」特別点灯時刻(Shinjuku Neon Walk 連携企画)
◆期間:12月24日(水)~1月4日(日) 時間: 16:00~24:00(予定)
★大みそか特別点灯 日時: 12/31(水)16:00~1/1午前 8:00(木)
※点灯時刻が前後する場合がございます。
※予告なく点灯日時が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
◆場所:新宿駅西口_地下広場
※協力:小田急電鉄株式会社
地図:Shinju Neon スタンプラリー
蜷川実花 with EiMが描く、都市の呼吸と「新宿の目」
大みそかのカウントダウンイベント「Happy New Year Tokyo 2026」では、東京都庁を舞台にした壮大なプロジェクションマッピングが実施されます。手がけるのは、写真家・映画監督として世界的に活躍する蜷川実花氏率いるクリエイティブチーム「EiM」です。
作品タイトルは『Tokyo Rebirth ― 都市の魂が巡る、深淵と再生の旅』。蜷川氏自身が「都市を"生きもの"として捉える感覚」と語る通り、東京という街が持つエネルギー、人々の営みの重なりが、極彩色の映像として映し出されます。
注目すべきは、この映像作品の中に「新宿の目」が登場する点です。蜷川氏自身が撮影した「目」が、都庁という巨大なキャンバスに映し出されることで、地下のアートと地上の巨大建築がリンクし、西新宿全体が一つの壮大な物語へと変貌します。
蜷川実花さんコメント
『今回、「都市」をテーマに、初めてプロジェクションマッピングに挑戦しています。都庁という大きな舞台でお届けできることが今からとても楽しみです。東京という街は、人の営みが重なって生まれる光をまとい、呼吸するように変化し続ける存在だとずっと感じてきました。
作品中には、幼い頃から親しんできた「新宿の目」も映し出されます。半世紀にわたり、移ろうこの場所を見つめてきたそのまなざしは、私が都市を“生きもの”として捉える感覚とも重なります。
年越しの高揚感がより特別なものになるように、心を込めて取り組みました。多くの方に楽しんでいただけたら嬉しいです。』
蜷川実花
写真家、映画監督、現代美術家
写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。『ヘルタースケルター』(2012 年)ほか長編映画を5作、Netflix『FOLLOWERS』(2020年)を監督。これまでに写真集120冊以上を刊行、個展150回以上、グループ展130回以上と国内外で精力的に作品発表を続ける。
