3.涙を「水」だと勘違いしているから
少し面白いことに、目からあふれる涙を「水」と勘違いしているという説もあります。
先にお伝えしたように、猫は涙の理由を正確に読み取ることはできません。
このため、あなたに近づいてペロッと涙を舐めるのは、コップの水を舐める感覚に近いようです。
つまり「慰めたい」という気持ちからくる行動ではないのが、驚きの事実・・・!
野生時代の猫は砂漠で暮らしていましたから、水は貴重で、その名残で行動に出てしまうのでしょう。
次に同じ状況が訪れたときには「水分補給されている!」と思うと、ほんの少し元気を取り戻せるかもしれません。
まとめ
猫は、泣いている意味そのものを理解しているわけではないものの「いつもと違う」あなたの変化にはしっかり気づき、何らかの反応をしてくれることが多いです。
真相がどうであっても、猫が近くにきてくれることで、気持ちが前向きになれる瞬間がきっとあるはずです。
猫との暮らしは、どんなときでも続きます。
ときには飼い主さんが泣いているのをお構いなしで、お世話を要求してくることも。
それも含めて、誰にでも見せられるわけではない感情を当たり前のように共有できることが、とても幸せなことかもしれません。

