泳がせで連チャ~ンの午前中!
掛かった鮎を丁寧に泳がせると、自分よりオトリが上流、いわゆる〝上飛ばし状態〟になるとたちまち反応が出た!川底に沈む石の間をスーッと上る瞬間「ギュイーーーン!」。竿を立てると粘る引きは、盛期を思わせる力強さ!やっと顔を見せた掛かり鮎は、バッチリ背掛かりの20cm程。鮮やかな追星を持つ、美しい鮎がタモに収まった!
この背掛かり鮎を皮切りに、なんと連チャンがスタートする!ポイントは上飛ばし!自分の上へと上れば「ギラリーン!」と水中で美しく煌めく!同じ場所で3~4尾釣りあげると反応が無くなるので、狙いの石を変えながら泳がせていく。ほぼ前アタリは無く、突然の「ギュイーン」が訪れるのだ!
7.5号のシワリ系の針を使っていたのだが、途中からバレが多発し始めたこと、さらに鮎のサイズもさほど大きくなかったので、針をサイズダウンして6.5号のスピード系にチェンジ。これが奏功したのか、掛かりどころは良くないこともあったが、バレることはなくなった。この日は、オトリのおかわりを覚悟できたというのに怖いぐらい順調だ(笑)。オトリ屋さんの案内、アドバイスのお陰である!ありがと~!
午前中はまさかの時速8尾という釣果で、楽しい時間を過ごすことができた。
突然の雨、気温ダウンで状況は一変!
今日は元々下り坂の天気予報ではあったが、思ったよりも早くひと雨来てしまった。「サー」とシャワーのような雨が降るのと同時に顔を見せていたお日様も姿を隠し、心なしか気温・水温ともに下がったように感じた。この頃から状況が一変。パタリと反応がなくなってしまった。
とにかく足を使い歩きまくるべし!なるべく竿を入れにくい場所、いわゆる竿抜けを狙っての拾い釣りとなった。そうしているうちに、追い気の強い鮎がやっとヒットするようになった。やはりいくら若い鮎とはいえ、10月も半ばとなると気温や水温にはかなりシビアである。
午後になり釣り人も増えて来たのだが、午後から訪れた釣り人たちにはかなり厳しい状況となった。後に、同じ日に富士川釣行へと向かった友人から話を聞いたのだが、状況は藁科川と全く同じ。午前中の釣果が良く、午後には厳しい時間が続いたのだという。もちろん天気もあるが、朝イチの活性が良いのだろう。近隣の河川でも、一度鮎を抜いたポイントでは中々釣り返しが効かない状況が伺えた。
とはいえ1日を通し、〝良い時間〟と〝考える時間〟を与えてくれた藁科川には感謝である。今回の釣行もとても楽しいものとなった。来シーズンはぜひ、もっと早い時期の鮎たちにも会いにいきたいと考えている。
季節はグングン進み、寒ささえ感じるようになったが、最後にもう一度鮎の顔を見たいと言う釣り人にはおすすめの静岡河川!美しき鮎たちが、きっと最後の最後まで私たちに付き合ってくれることだろう!

